首都北京が閉鎖されている事をマスコミは伝えない
武漢での肺炎の流行が長引くため、北京は閉鎖を宣言した。(AFP)
[リアルタイムニュース/総合報告]
中国の武漢での肺炎の解決は遅れており、中国の80以上の都市が都市の閉鎖などの「閉鎖管理」を実施しており、北京当局は本日、また、「閉鎖都市」状態に入りました。
通知によると、北京市は「コミュニティ閉鎖管理」をさらに厳格に実施しています。外国の車両と人員は立ち入らないでください。北京に到着する人は健康状態を報告し、個人情報の登録を完了する必要があります。北京に到着する前の14日以内に、被災地を離れた人、または被災地の人員との接触歴がある人は、規則に従って検査または自宅の観察を受け、健康状態を積極的に報告し、関連する管理サービスに協力するものとします。医学的観察、在宅観察、その他の防疫対策の受け入れを拒否し、公安管理の違反となる者は、法律に従って公安機関により厳しく罰せられるものとします。
さらに、生活に必要のない北京コミュニティのすべての公共の場所は閉鎖されています。すべての代理店と企業は、温度監視を厳密に強化する必要があります。北京の住宅業者と家主は、流行防止に使用されている賃貸住宅とテナントに関する情報を地元のユニットに提供する必要があります。仕事。
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新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広まっている問題で、中国・武漢市に単身で乗り込み取材を続けていた市民ジャーナリスト・陳秋實(ちん・しゅうじつ)さんの連絡が途絶えている。
陳さんは入院患者らが収容されている医療施設の様子などを動画に収め、YouTubeやTwitterで発信していた。友人らによると、検査の名目で隔離された可能性もある。
陳秋實さんが武漢に入ったのは1月24日。以前は弁護士を名乗っていたが、動画内では「市民ジャーナリスト」を名乗り、武漢の感染拡大が収まるまで現場に留まり、現状をレポートするとしていた。
また自身が感染するリスクについて「その時は自分の命です。たとえ病死しようとも武漢を離れません」と語っていた。
陳さんはその後、相次いで動画を投稿。現地の病院を取材し、治療を待つ人でごった返す様子などを伝え「少なくとも2人分の死体が廊下から見られた」などと証言していた。
1月末ごろに投稿した動画では、病院内部や医師らへ直接取材ができないことを嘆いたほか「元が小さなケーキでは分けようがない」などと検査体制の不足を訴えていた。また、自身が呼吸しにくくなっていることに触れ、涙ながらに「死ぬのは怖くない。共産党を恐れてなるものか」と叫んでいた。
そのほかにも、関係者が多く感染した海鮮市場や、感染者を収容するため急ピッチで進む病院建設の現場などを訪れていた。
陳さんが支援者らと連絡が取れなくなったのは2月6日。支援者は陳さんのTwitterアカウントを通じて情報提供を呼びかけていた。
その後、陳さんの友人で、格闘家の徐暁冬(じょ・ぎょうとう)さんは陳さんの両親から得た情報として「多くの病院を訪れ、感染の危険があるため強制的に隔離された。携帯は没収された可能性がある」と説明している。この時、陳さんは発熱していなかったという。
徐さんは、陳さんは14日間の隔離ののち、感染が認められなければ解放されるはずだとし「14日で解放されなければ事態を重く見る必要がある」としている。
陳さんは北京で弁護士活動をしていた2019年8月、香港デモの現場を訪れ、今回と同様に動画で現地をリポートしていた。しかしその際も所属事務所などに当局から圧力がかかり、急遽北京へ戻ったところ一時行方不明になっていた。
ハフポスト日本版
型肺炎「エアロゾル感染」の恐怖 「マスク」「手洗い」で防げるか 識者「接触感染への対策はまだ不十分」
The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL
新型コロナウイルスの感染経路について、接触や飛沫(ひまつ)に加え、空気中を浮遊する微粒子「エアロゾル」を通じた感染の可能性もあると中国当局が明らかにした。1人の感染者が広い空間でウイルスをまき散らす恐れもある。一方、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者は10日朝までに70人に達した。クルーズ代金返還などが打ち出されたが、隔離生活が続く乗客の不満は収まらない。
中国のネットメディア、澎湃新聞によると、上海市民政局の曽群副局長が8日の記者会見で、現在の確定的な新型肺炎感染経路の1つとして、「エアロゾル感染」という経路を発表した。
山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は「空気感染の一種というイメージだ。空気中のほこりなどにウイルスが混じって浮遊し、それを吸引すると感染してしまう。飛沫感染は、くしゃみが届く範囲程度の拡散だとすれば、エアロゾル感染は部屋全体にウイルスが拡散されてしまうと考えてほしい」と解説する。
厚生労働省のホームページでは、重症の肺炎を引き起こすレジオネラ菌が冷却塔水、加湿器や循環式浴槽などを通じてエアロゾル感染した例があるとしている。
新型コロナウイルスの感染予防や拡散防止策として手洗いやマスクが推奨されてきたが、エアロゾル感染にも効果はあるのか。中原氏は「新たな予防策が必要になるわけではない。自覚のない感染者がいてもマスクをしていればウイルスが拡散されるリスクも減る」とする一方、「接触感染への対策はまだ不十分だと思う。使い捨てのビニール手袋などを装着して、外で何かに触れてもウイルスを持ち帰らないように予防することも重要だ」と提言した。
集団感染が発生した「ダイヤモンドプリンセス」では、クルーズ船運航会社が旅行代金を全額返金する意向を示していることが、乗客とみられる人物のツイッターで明らかになった。クルーズ代金は25万円から約138万円。運航会社社長の署名入りの手紙には、ほかにも帰宅にかかる料金などの手配も検討すると記されている。
船内の新聞やテレビチャンネルを拡充するなどの対応も行っているが、乗客のいらだちもピークに達しているようだ。
9日、フジテレビ系で放送された「日曜報道 THE PRIME」では、60代の乗客が電話で出演し、スタジオにいた加藤勝信厚労相に「国の危機管理はどうなっているんですか!」「バカじゃないんだわれわれは!!」と声を荒らげる場面もあった。