パルデンの会

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モンゴル人のほか、応援に駆け付けた日本人やウイグル人など約300人(主催者発表)が東池袋中央公園(豊島区)を出発し、「モンゴル人から母語を奪うな!」と漢化教育政策の撤回や内モンゴルの人々への弾圧の中止を訴えながら、周辺を約1時間練り歩いた

漢化教育の撤回求める、在日モンゴル族らデモ 東京・池袋

モンゴル語や文化の保護を訴えてデモ行進するモンゴル族ら=15日午後、東京都豊島区(辻本奈緒子撮影

モンゴル語や文化の保護を訴えてデモ行進するモンゴル族ら=15日午後、東京都豊島区(辻本奈緒子撮影)

 中国の内モンゴル自治区で今年9月から始まった、教育を中国語中心に切り替える当局の政策に抗議するため、日本に住むモンゴル族らが15日、東京・池袋でデモ行進を行った。

 モンゴル族のほか、応援に駆け付けた日本人やウイグル族など約300人(主催者発表)が東池袋中央公園(豊島区)を出発し、「モンゴル人から母語を奪うな!」と漢化教育政策の撤回や内モンゴルの人々への弾圧の中止を訴えながら、周辺を約1時間練り歩いた。中には、同政策に抗議して自死を遂げた人々の遺影を抱えて行進する人も見られた。一行を先導した街宣車からは愛郷心を歌ったモンゴル語の歌謡曲が流れ、市街地に響き渡った。

 行進の後、代表者は「抗議は長期戦になる。継続して内モンゴルの現状を訴えていこう」と呼び掛けた。