パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

日本で 土地やマンション、ビルディング、ホテルを買いあさるファンドとは 欧米を装った中国の裏金ファンド、米国で動けなくなった後は大量に日本に流れてくるのか?

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宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)12月7日(月曜日)
 通巻第6724号   
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 米国ファンドの中国投資は1兆ドルを超えていた
  5000億ドルは中国の債券市場にケイマン経由で流れ込んでいた
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 トランプ政権はELリスト、軍経営企業リストなどで中国企業との取引を禁止し、米国投資家の中国株式の取得も禁止した。
そのうえ、アリババが最終目標なのか、米国のナスダック市場などウォール街に上場している中国企業の会計監査を強化する法律が下院で成立し、トランプ大統領の署名をまつばかりとなっている。

 中国以上に慌てているのは誰か?
 中国に投資している米国ファンドである。AEI(アメリカ・エンタプライズ・インスティチュード)の調べに拠れば(同レポート、12月2日)、米国ファンドが中国の債券、株、社債へ投資した額は過去六年間で1兆ドルを超えたという。

 このうちの5000億ドルが中国企業社債に投資された。
 中国企業のドル建て社債金利が8%~14%と魅力的だったからだ。ところが、コロナ禍以降にデフォルトが続出し、それもAAAランクの優良企業が軒並み債務不履行をやらかした。

 米国からの投資はケイマン諸島、英国領ヴァージン諸島などタックスヘブンを経由、主としてオフショア市場で行われているため、詳細の把握は難しい。
おそらく大半はファンドであり、くわえて在米華僑の余裕資金、さらには中国共産党幹部らが洗浄し、いったん海外へ送金していた資産の多くを「外国籍」、すなわち「米国ファンド」に国籍を変えて、ベンチャーキャピタルや、ユニコーン企業の株式投資に環流させるカネの流れもある。
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