パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「中国に対応するにアメリカは日本との連携が欠かせない」との 民主党の流れがあるのか? しかし トランプの大統領職あと4年間続行もまだまだ可能性は残っている。

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宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)12月8日(火曜日)
 通巻第6725号   
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 ゾンビ、ジョセフ・ナイが再登場。「日米安保がもっとも重要だ」
「中国に対応するにアメリカは日本との連携が欠かせない」
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 ゾンビのキッシンジャーが依然として中国重視の提言をバイデンに行い、トランプは顧問団からキッシンジャーを解任した。
 中国とは無意味な対決をせず、話し合いをせよというのがキッシンジャーの持論である。

 元国防次官補、元ハーバード大学教授にしてケネディスクール学長を歴任したジョセフ・ナイといえば、「ジャパン・ハンドラー」の大御所格。
 アーミティジと並んで日本担当の大物だが、同時にソフトパワー提唱者でもあり、学界で一目置かれた。

 そのナイ元次官補は、「中国への対応は、インド、オーストラリアなどとの連携も重要だが、日本と協同で進めることがもっとも重要だ」と述べた(『サウスチャイナ・モーニングポスト』、12月8日)。
 この発言の裏にはバイデン政権への発言力誇示ともとれるし、またアーミティジ元国務副長官のように、選挙緒線の段階から共和党離れてはっきりとバイデンを支援した人との合流を目指しているともとれるだろう

 ところで、日本の次期駐米大使という枢要なポストに冨田浩司駐韓大使が決まった。冨田浩司大使は、駐米公使時代にバイデンが副大統領だった関係から民主党に人脈があることが強みとなったようだ
 著作に「チャーチル」「サッチャー」(いずれも新潮撰書)があり、  また冨田氏は知る人ぞ知る、三島由紀夫の長女が夫人である。
 なにか運命の歯車が噛み合わさってのか。
     ◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎