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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和三年(2021)4月24日(土曜日)弐
通巻第6878号
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パキスタンで中国大使を狙った爆弾テロ
タリバン系武装集団が犯行声明
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4月21日、深夜。パキスタン南西部のクエッタで中国大使を狙っ
駐パキスタンの農・中国大使はたまたま他の会議でホテルには不在
この爆破テロはバロチスタン州の州都クエッタの最高級ホテル「セ
パキスタン内務省シェイク・アーマド内務大臣は記者会見し、「爆
イムラン・カーン首相は「卑劣なテロに仆れた犠牲者に哀悼の意を
パキスタンにおける中国を標的とするテロは過去三年に三回、ほか
2018年 商都カラチの中国総領事館をBLA(バロジスタン独立運動)の武
2019年5月、グアダールの高級ホテル(パール・コンチネンタ
2020年6月、中国が買収したパキスタンの証券取引所が襲撃さ
中国はパキスタンに総計620億ドルを投資し、一帯一路の看板プ
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配車アプリの「滴滴」は米国ウォール街へ上場
アリババの強敵「京東」は中国国内での上場を取り消し
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対中強硬路線を突っ走っているかのようなバイデン政権、じつはユ
こんどはウォール街に配車アプリの「滴滴」が上場する。この滴滴
ゴールドマンサックスは筋金入りの親中派である。
つまりバイデン政権は人権、民主主義という価値観では反中。とこ
さて中国企業だが、ウォール街上場という嘗ての勢いは消滅し、新
ウォール街のナスダックに相当するのが中国株式市場の「科創板」
ところがアント上場延期、アリババへの巨額罰金という事件が続き
2021年になって深せん市柔宇科技(有機ELパネル)、吉利(
その数、4月10日までの統計で88社。とくにアリババ最大のラ
◎☆◎◎み☆◎□☆や□◎◎☆ざ◎◎□☆き◎☆◎◎
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1) 日米首脳会談を終えた後の、菅首相と同行記者団との懇談会のよう
───(大統領の)ファーストインプレッションは?
「ジョーですか?ジョーですよ」
───ファーストインプレッションです(秘書官が「印象という意
わが首相は、impression という中学レベルの英語もご存知ないらしい。 Impressionとname をどうして、混同できるのか(笑)。
かつても「How are you?」と「Who are you?」を混同(?)した首相がおられましたが(あまりにも出
櫻井よしこ氏は、日米首脳会談の内容につては、比較的好意的に感
ところで、青木富貴子『占領史追跡』(新潮文庫2013年、単行
前に、本欄で、野村吉三郎元駐米大使、山本五十六元海軍大将の英
野村、山本は職業外交官ではなかったが、吉田茂は駐英大使まで務
「結果として」よかった(?)では済ませられない、「恐ろしい話
「恐ろしい話」と言えば、『週刊文春』(4月29日号)では、何
ネット上では、厳しい意見がいっぱいだし、ここでは、コメントを
しかるに姫君は、まるで既に小室一家の一員であるかの如く、この
「日本国」は一体、どこまで堕ちていくのか(?)と、恐ろしくな
(椿本祐弘)
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(読者の声2)ポンペオ前国務長官が、2024年大統領選出馬の
(JJセブン)
(宮崎正弘のコメント)現時点で明らかに2024年出馬の準備に
しかしトランプは2024年・カムバックを意図して静かに様子を
この状況に、トランプの忠実な番犬ともいえるポンペオが本気で望
来年(2022)の中間選挙で上下両院の多数派奪回を狙う共和党
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