パルデンの会

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中国チベット弾圧にも関心を 亡命政府首相

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中国チベット弾圧にも関心を 亡命政府首相

 ビル・ガーツ 2021/4/30(金) ワシントン発 ビル・ガーツの眼中国[会員向け]

 

50万人が徴用施設に

ビル・ガーツ氏ビル・ガーツ氏

 

米紙ワシントン・タイムズ(WT)の国防担当記者として、これまでにスクープ記事を多数執筆。2019年11月まで米保守系ニュースサイト、ワシントン・フリー・ビーコンの上級エディター。著書に『Deceiving the Sky(空を欺く)-地球的覇権狙う共産中国、活動の内幕』(Encounter Books)、『誰がテポドン開発を許したか』(文藝春秋社刊)など

チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相はワシントン・タイムズとのインタビューで、中国は新疆ウイグル自治区イスラム教徒を弾圧するのと似た手法で、チベットチベット仏教徒を抑圧し、同化政策を推進しているが、国外の関心が弱まっていると危機感を表明した。チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相(チベット亡命政府サイトから)

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センゲ氏は、チベットは、中国の『少数派』という点で『患者第1号』であることを決して忘れてはならない」と強調、ウイグル族への中国政府の弾圧以前から、激しい迫害にさらされてきたことを訴えた。

チベット自治区はかつて独立国家だったが、1950年に中国軍によって併合された。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマはインドに逃れ、亡命政府を樹立、チベットへの中国支配の不当性を訴えている。

中国政府は、数十年にわたって、チベット人漢民族の文化に同化させ、チベットの宗教、文化のあらゆる痕跡を消し去ろうとしているとセンゲ氏は強調した。

チベットで取られてきたのと同様の手法が現在、ウイグルで実行され、国際的な非難を受けている。ウイグルでは、100万人が収容所に入れられ、米国のトランプ前政権、バイデン政権は、ウイグルでの中国の政策を「ジェノサイド(集団虐殺)」と認定している。

センゲ氏によると、チベット自治区の地方の若者50万人が、中国政府によって家族から引き離され、都市部に設けた施設で、軍のような訓練を強要されている。中国政府は、チベット人は怠け者で、訓練で強くし、技術を持たせる必要があるとこれを正当化している。しかし、センゲ氏は「中国政府は『貧困の緩和』というが、私たちにとっては文化的同化であり、つまり、チベットを中国の一地域にし、チベット人を中国人にしようとしている」と指摘した

チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相(チベット亡命政府サイトから)

チベット亡命政府チベット自治区を占領地と考えている。中国政府は2000年代にチベット統治の戦略を策定した。これは「令第5号」と呼ばれ、すべてのチベット仏教指導者ラマを国に登録させ、共産党の許可がなければ、宗教行為を実践できないとしている。

センゲ氏はこれについて「無神論の組織が、宗教権威に証明書を発行するということがあり得るだろうか」と非難した。

センゲ氏はまた、ダライ・ラマの後継者、パンチェン・ラマ11世の行方が依然、不明であることにも触れた。11世は1995年に6歳でパンチェン・ラマとして認められたが、3日後に中国政府によって拘束された。11世の行方について米政府は中国に説明を求めているが、返答は得られていない。

国務省のネッド・プライス報道官は22日の会見で、今月32歳の誕生日を迎えるパンチェン・ラマに言及、「行方知れずのまま、自身のコミュニティーから引き離され、チベット仏教指導者としての正当な地位を否定されている」と指摘した。

さらに、パンチェン・ラマの行方を明らかにするよう要求、米当局者との実体での面会を求めた。

国務省は最新の人権報告で、チベット人が中国政府によって拷問、残忍で非人道的で屈辱的な扱いを受けており、政党に手続きを経ずに逮捕、拘束される事例が頻繁に起きていると指摘している