今起きているベラルーシでの専制政治を 日本でもっと大きく扱うべき、IOCも動け、そして政府の鬼となって選手に圧力を上げるベラルーシ政府関係者を オリンピック村から追放せよ!
マスコミに強く望む! 平和を脅かす強引政治の政権、ベラルーシ政府や北京オリンピックが予定される中国共産党政府に対して糾弾すべき!
「亡命希望は祖国への裏切り」ベラルーシメディアが非難キャンペーン…夫はウクライナへ退避
【モスクワ=田村雄】東京五輪の女子陸上競技に出場し、ポーランドに亡命を希望しているベラルーシのクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)に対し、ベラルーシの国営メディアは「祖国への裏切り」などと非難キャンペーンを展開している。 【写真】馬がだるまにびっくり?…総合馬術で失敗相次ぐ
政権の統制下にある国営通信ベルタは2日、ツィマノウスカヤ選手が「競技ではなく、(亡命)計画を実行するために東京に行った」との国会議員の発言を伝えた。昨年8月の大統領選以降、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領と対立を深める米欧の関与を疑う主張もある。
ツィマノウスカヤ選手の夫は2日、ベラルーシを退避し、隣国ウクライナに到着した。夫は、英BBCロシア語版の取材に「出国は(亡命申請の知らせから)30分以内に決めた」ことを明らかにした。ルカシェンコ政権が、国内にいるツィマノウスカヤ選手の家族に圧力をかける可能性を懸念したとみられる。
一方、ツィマノウスカヤ選手に人道上の理由でビザを発給したポーランドのパベウ・ミレフスキ駐日大使は3日、自身のツイッターでツィマノウスカヤ選手と前日に続き、面会したことを明らかにした。大使は「緊急の支援を必要とする人の助けになれて、素晴らしい気持ちだ」と投稿した。
ポーランドは東西冷戦時代にソ連の影響下に置かれ、ルカシェンコ政権の後ろ盾になっているロシアへの反感が根強い。ポーランドと同じ境遇のチェコもビザ発給の用意を示していた。
「帰国すれば罰、選手続けたい」 亡命予定のベラルーシ陸上代表

3日、ビデオインタビューに答える陸上女子ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(AP=共同)
東京五輪陸上女子ベラルーシ代表で、チーム側による強制帰国を拒否してポーランドに亡命する予定のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ(24)は3日、AP通信に「帰国すれば罰を受けると明言された。選手生活を続けたい」と語った。国際オリンピック委員会(IOC)は3日、正式な調査を始めると明らかにした。 ツィマノウスカヤはAPに「(チーム幹部から)『われわれの決定ではない。そうするよう命令されただけだ』と言われた」とし、政権の上層部の意向が働いたことを示唆。「安全に欧州にたどり着きたい。あと2回は五輪に出たい」と話した。
亡命ベラルーシ選手が大使に謝意 反政権派擁護するポーランド 「日本と協力続ける」
強権支配が続く本国からの帰国命令を拒否し、日本で警察などに保護された東京五輪陸上女子のベラルーシ代表、クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)は3日、亡命先となる母国の隣国ポーランドの在日大使館を訪問した。 面会したミレフスキ駐日大使によると、同選手は元気な様子で感謝の言葉を述べたという。 ミレフスキ大使はツイッターで「彼女は元気で、彼女の無事を望まない人々とわれわれが闘い、支援の手を差し伸べたことに感謝している」と説明した。ツィマノウスカヤ選手は2日、在日ポーランド大使館で人道的理由からビザを受給。大使は受け入れに奔走したことを「外交官冥利(みょうり)に尽きる」とつづった。 第2次大戦に際して独ソに侵攻・分割され、戦後もソ連の影響下に置かれたポーランドは、今もロシアに手厳しい。ロシアを後ろ盾として「欧州最後の独裁者」と呼ばれるベラルーシのルカシェンコ政権を批判する急先鋒(せんぽう)であり、反政権派を擁護する。 ベラルーシでは昨年8月の大統領選後、選挙不正と長期政権に抗議する大規模デモが発生。政権が市民を徹底弾圧すると、反政権派はポーランドやリトアニアに亡命した。今年5月、搭乗機が強制着陸させられ、首都ミンスクで拘束されたジャーナリストのロマン・プロタセビッチ氏も亡命者の一人。この事件でも、いち早くポーランドは「前代未聞の国家テロ行為」(モラウィエツキ首相)と糾弾した。 ミレフスキ大使によると、ツィマノウスカヤ選手は、帰国を拒否して一夜明けた2日は「疲れ、おびえていた」という。大使は「自身のスポーツのキャリアにとって極めて困難な局面に際し、支援に大変感謝していた。彼女が安心・安全と感じられるよう、日本政府と良き協力を続ける」と強調した。
ウクライナ亡命のベラルーシ活動家、遺体で発見
[キエフ 3日 ロイター] - ウクライナに亡命したベラルーシの活動家が3日早く、ウクライナの首都キエフにある自宅近くの公園で遺体で発見された。ウクライナの警察は殺人事件として捜査を開始した。 【動画】ベラルーシ五輪代表、ポーランドが人道ビザ発給 夫も合流へ 亡くなったのは、迫害を逃れてきたベラルーシ人を支援する組織「ウクライナのベラルーシの家(BUD)」のリーダーを務めていたビタリー・シショフ氏。キエフを拠点に活動を続けていたが、今月2日、ジョギングから帰宅しないとパートナーが警察に通報していた。 シショフ氏は首を吊った状態で発見されており、ウクライナ警察は、犯人が自殺を装った可能性もあるとみて、殺人容疑で捜査を進めている。 BUDによると、シショフ氏はベラルーシで反政府抗議デモに参加後、昨年、ベラルーシを脱出。それ以降、常に監視されていると感じていたという。 ベラルーシでは、昨年の大統領選を巡り抗議デモが発生。ルカシェンコ大統領が弾圧を強化しており、ベラルーシを脱出し、ウクライナ、ポーランド、リトアニアに亡命する人が少なくない。 ウェブサイトによると、BUDは、ベラルーシを脱出してきた人々に宿泊先や仕事を紹介したり、法的な助言を行っている。 BUDは「われわれは、地元の関係者やベラルーシ市民から、誘拐や殺害など、さまざまな挑発行為を受ける恐れがあると、注意を受けていた。ビタリーは、平然とユーモアを交えて聞き流していた」との声明を発表した。 *カテゴリーを追加して再送します。