パルデンの会

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東京圏で五輪が開始ころから、コロナ陽性者数(発症や感染ではなく!)が急激に増えている、何故??、外国人が来たから? 観客が増えたから? みんなが飲み屋で五輪を見ているから?

違う 中国共産党が日本で生物化学兵器の一種、中共コロナのウイルスをばら撒いているだけ!!

 

 

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医療崩壊」を警告するサンデー毎日、「五輪が人流を抑制」とする新潮

 岩崎 哲  2021/8/08(日) VIEWPOINTより

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◆病症逼迫、詳述せず

東京五輪では連日のメダルラッシュだが、新型コロナウイルスのデルタ株感染者数も急増している。週刊誌が「8割おじさん」と呼ぶ西浦博京都大教授は「8月下旬に1日1万人を超す」との試算を出した。「東京9月医療崩壊へのカウントダウン」をサンデー毎日(8月15・22日号)が載せている。

政府が「自宅療養」としていた「中等症患者は原則として入院」と方針を転換したため、医療現場ではパニックになっている、とメディアは報じる。同誌も、「入院が必要なのに入院できない人が8月後半に多く出現する」と「東京大大学院経済学研究科の沖田泰祐准教授」のコメントを載せた。

マスク五輪。新型コロナウイルス感染症が拡大する中で開催された東京五輪。マスク姿の選手たちは自由に行動できず、さまざまな制約の中で競技に臨んだ。マスクには工夫を凝らしたデザインが施され、各国の個性が表れた。

マスク五輪。新型コロナウイルス感染症が拡大する中で開催された東京五輪。マスク姿の選手たちは自由に行動できず、さまざまな制約の中で競技に臨んだ。マスクには工夫を凝らしたデザインが施され、各国の個性が表れた。

確かに現在の感染者数の急増を見ると、まず病床は足りるのかとの不安がよぎる。見出しの「医療崩壊へのカウントダウン」が鳴っているかのようだ。しかし、同誌は具体的な病床数の“逼迫(ひっぱく)”については詳しく述べていない。むしろ、記事後半は「治療薬」についての記述が続く。「新たな治療薬を政府で確保して」いるというのだ。厚生労働省が7月19日に特例承認した「ロナプリーブ」である。

ほかにも、北里大が開発中の治療薬を紹介したり、北海道大で開発を目指す治療薬の情報も載せている。「医療崩壊」はどこへいった。文末に「研究と感染力が競い合っている。収束の方向はまだ見えない」と結ぶが、悲観的観測なのか、治療薬開発に希望を持てということなのか、どうもはっきりしない記事だ。

◆テレビ観戦で人流減

メダルラッシュは日本国民としても嬉(うれ)しい限りだが、一方でコロナ禍の中で大会を強行したことに批判も多い。「五輪で人流が増え、感染も増えた」というものだ。五輪目当てに人々が出歩き、また外国人選手や関係者を包む「バブル」も効果なく、外から変異株が入ってきたかのような論調もある。

これに真っ向反論するのが週刊新潮(8月12・19日号)。「実は『人流』を抑え込んでいる『東京五輪』」と報じた。同誌は「政府関係者から入手した内部資料」を基に、五輪がかえって人流を抑えているデータを示した。「テレビ中継の視聴率」と「人流の増減率」の関係を見ると、面白いことが分かる。

「例えば、視聴率56・4%を記録した23日の開会式の夜」には、人流は東京駅でマイナス69・4%、銀座で同51・3%だ。柔道の阿部一二三・詩兄妹が金メダルを取った25日は東京駅がマイナス72・2%、銀座が同60・5%と「大幅に人流が減少したことが分かる」としている。人々は政府が勧めたようにテレビで五輪観戦をしていたのか、とにかく、人流は減っていたのである。

来日した外国人選手・関係者は「4万558人」だが、「空港の検査の1日あたりの陽性者は1・2人。陽性率は0・08%」だ。選手村や競技会場でのスクリーニング(38万1373件)でも「1日あたりの陽性者は2・8人、陽性率0・02%」である。

「五輪組織委関係者」は、「大会関係者の感染者数は首都圏の感染者急増に影響するほどインパクトのある数値にはなっていないのです」と語っている。つまり「五輪の開催と感染者数の急増は関係ない」のだ。

◆顕著に違う死亡者数

サンデー毎日がカウントダウンしている医療崩壊も数字を見ると眉唾ものだ。週刊新潮が「厚労省関係者」の話として伝えたのは、「1月の第3波のピーク時には東京都内のコロナ用確保病床数4000に対して入院患者数は3427人。病床使用率は86%に達した」が、「7月28日時点での確保病床数5967に対して、入院患者数は2995人。病床使用率は50%」なのだ。

それに第3波と顕著に違うのが「死亡者数」。第3波のピーク時には「1日38人」だったが、今回は「4人」で「7月中の平均は1日1人」である。週刊誌によってこれほど描かれるコロナ禍の社会が異なる。数字を示したものの方が正しいと思うが、今ではその数字すら信じなくなった人々がいるのも事実である。対照的な両誌だ。

(岩崎 哲)