パルデンの会

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SMG ネットワーク(中国における臓器移植を考える会)事務局通信 [55]

9/15 【福岡八女市ウイグル等への人権侵害に関する意見書提出の請願が採択、【英国9/10~9/13】ウイグル民衆法廷の2回目の公聴会が開催、【9/17~9/26】強制臓器摘出の阻止・撲滅に関する国際サミット、9/28より1週間山口県下関市 桜山神社ウイグル協会によるパネル展

 

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http://smgnet.org/

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         Stop Medical Genocide!

      (中国の医療虐殺を止めよ!)

 

SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)

事務局通信 【55】

 

                 令和3年 9月 24日

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■■目次■■

【最近の日本での動き】
・1.【福岡八女市 9/15】ウイグル等への人権侵害に関する意見書提出の請願が採択

 

【最近の世界での動き】
・2.【英国9/10~9/13】ウイグル民衆法廷の2回目の公聴会が開催
・3.【オンライン9/17~9/26】強制臓器摘出の阻止・撲滅に関する国際サミット

 

【お知らせ】

・4.【山口県下関市 9/28より1週間】 桜山神社ウイグル協会によるパネル展

 

 

 

【最近の日本での動き】

 

1. 9/15 「中国政府によるウイグル等への人権侵害に関する意見書案の提出」の請願
福岡県八女市議会の本会議にて採択

 

SMGの活動にご賛同いただいている牛島孝之 八女市議のご紹介を受けて提出した(請願人=近藤氏)
「中国政府による新疆ウイグル自治区などへの人権侵害に関する意見書案提出を求める請願」について

9/15 八女市本会議にて採択されました。本会議前の委員会の審議は無所属および公明党共産党の議員によって

行われましたが、全会一致での可決となりました。

 

産経新聞の8/20付の記事「対中人権侵害非難意見書、地方議会で採択の動き拡大」によれば、
これまでに少なくとも14の地方議会で意見書が採択されていますが、今回可決された意見書では、一歩進んで
ウイグル人および法輪功の学習者等に対する強制的な臓器摘出問題についても直接触れています。

 

中国の臓器移植問題に直接触れた意見書としては、自治体レベルから出されたものでは、
青森県上北郡六戸町議会(2014年) 「違法な臓器生体移植を禁じることを求める意見書」
・神奈川県鎌倉市議会(2016年) 「中国政府に対して人権状況の改善を促し、日本政府と国会に対して必要な外交措置や人道的措置等を求める意見書」

に次いで3番目となります。

 

なお、ウイグル等への人権侵害に関する意見書については、9月に福岡県小郡市議会でも新たに可決されています。

これが9/23付の読売新聞(筑後版)で報道され、同記事において、八女市議会での採択についても紹介されています。



関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。

 


八女市議会で採択された意見書
http://smgnet.org/wp-content/uploads/2021/09/yame_ikensho.pdf

 

 

 

【最近の世界での動き】

 

 

2.【英国9/10~9/13】ウイグル民衆法廷の2回目の公聴会が行われました。

 

ウイグル民衆法廷は前回同様、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で検察官を務めたジェフリー・ナイス卿が議長を務め、陪審員として弁護士や医療関係者などの9人が、証言などの聴取を行います。

民衆法廷とは、国際的な人道犯罪を弁護士や検察などからなる第三者委員会が裁定する模擬法廷。法的拘束力はありませんが専門家らによる証言やデータなどの検証が行われるため、社会的な影響力を持っています。前回はウイグル法輪功など臓器移植問題に焦点を当てた法廷が開かれ、最終裁定・報告書発表後、BBCNewsweek等各種メディアに取り上げられました。

今回のウイグル民衆法廷は、亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議(WUC)」の要請で設置されています。

 

日本ウイグル協会のローズ氏が証言

2020年に中国の国家安全局の局員から兄を人質にスパイ行為を要求された際の証言をされているようです。


[西日本新聞]スパイ行為を要求、家族を“人質”に…在日ウイグルに中国の抑圧

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/655780/

 

イーサンガットマン氏のウイグル人に対する臓器狩りの証言の様子

 

[集広舎web] ウイグル弾圧とジェノサイド②  

※ETAC鶴田ゆかり氏 執筆の記事
※イーサン氏のウイグル人に対する臓器狩りに関する調査の紹介記事です

https://shukousha.com/column/tsuruta/9513/

 

※イーサン氏によりまとめめられた小冊子【英語】
※「新疆/東トルキスタンでの強制臓器収奪に関する9つのメモ」The “Nine Points” Memo: China’s Forced Organ Harvesting in Xinjiang / East Turkestan

https://endtransplantabuse.org/wp-content/uploads/2020/12/Chinas-Forced-Organ-Harvesting-from-Uyghurs-Memo-EthanGutmann_ETAC_12Dec2020.pdf

 

※イーサンガットマン氏の解説動画 【英語】

https://www.youtube.com/watch?v=6hJcmKMEqhY

 

民衆法廷による最終的な裁定は、12月に行われる予定です。

 

 

関連リンク:

 

[日本ウイグル協会]ウイグル特別法廷が2回目の公聴会を開始

https://uyghur-j.org/japan/2021/09/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%B3%95%E5%BB%B7%E3%81%8C2%E5%9B%9E%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%85%AC%E8%81%B4%E4%BC%9A%E3%82%92%E9%96%8B%E5%A7%8B/


[大紀元]英国で「ウイグル民衆法廷」2回目公聴会 中国による人権侵害の目撃証言を聴取

https://www.epochtimes.jp/2021/09/78972.html

 

 

公式サイト【英語】

https://uyghurtribunal.com/

 

[Youtubeウイグル民衆法廷チャンネル ※法廷の記録が見れます【英語】

https://www.youtube.com/channel/UCt4uc8LsgxsTDK_0dChZm5A

 

 

3.【9/17~9/20、9/24~9/26】強制臓器摘出の阻止・撲滅に関する国際サミット

 

9/17~9/20、医学界、法曹界、政界の各関係者によるサミットが行われました。

講演者らによるプレゼンテーションの後、講演者らによるインターネット会議が行われ、中国における臓器移植問題についての議論が交わされました。

その後、オンラインサミットに参加している方からのチャットによる質問を講演者の方が答える質疑応答が行われました。

 

※政界の国際サミット 質疑応答の様子
アメリカ、フランス、スウェーデン欧州議会等の政界関係者

 

このサミットは国連総会に合わせ9月17日~26日の間にオンラインにて行われ、

中国における強制臓器収奪の現状を確認し、阻止と根絶に向けて具体的な方策を提示します。

 

パネリストとして、主要7ヵ国(G7)を含む世界19カ国から、欧州議会議員、国会議員、医師、大学教授、裁判官、弁護士、ジャーナリスト、人権活動家等 合計35名が参加し「医学、法律、政治、メディア、市民社会、立法政策」の6つの話題について討議します。

 

 

9/24~9/26 引き続き以下のオンラインサミットが予定されています。

 

参加無料で、一般の方も参加いただけます。

お申し込みは、下記bigmarker(英語)のリンクから

 

※英語での会議となります。

 

 

第4回 メディア 9月24日(金)21:00~23:30 強制臓器摘出犯罪に対するメディアの沈黙と自己規制

https://www.bigmarker.com/Dafoh/Silence-and-self-censorship-by-the-media-regarding-forced-organ-harvesting-crimes

※この会議に、弊会の野村が参加予定でしたが、都合により不参加となる見込みです。

 

第5回 市民社会 9月25日(土)21:00~23:30 強制臓器摘出が社会に与える影響について

https://www.bigmarker.com/Dafoh/The-impact-of-forced-organ-harvesting-on-our-society

 

第6回 政策立案 9月26日(日)21:00~23:30 強制臓器摘出犯罪に対応する立法政策

https://www.bigmarker.com/Dafoh/Policies-and-legislation-to-respond-to-forced-organ-harvesting-crimes

 

 

 

関連リンク:

 

[Facebook] ETAC Japan  ※国際サミットに関する日本語の情報をお知らせしています。

https://www.facebook.com/EndTransplantAbuseJA

 

 

 

【お知らせ】

 

4,9/28から1週間、山口県(下関)桜山神社にて、ウイグル協会によるパネル展開催

 

[写真:産経新聞より]パネル展に訪れた市民を案内する
日本ウイグル協会のイリハム・マハムティ名誉会長
(右から2人目)=9月21日、山口県岩国市役所

9月26日には、山口県岩国市民文化会館でイリハム氏や評論家の三浦小太郎氏らによる講演会が開かれる予定

https://www.sankei.com/article/20210921-CTLUOGEOZNIXHCBN5Q36RAAGUU/



山口県下関市桜山神社の会館にて、9/28より1週間 午前10時~午後5時まで

日本ウイグル協会によるパネル展が予定されています。

 

パネル展では、ウイグルの方が1人常駐される予定です。

 

ご興味のある方はお立ち寄りください。

ウイグルの方からお話しが聞けるようです。

 

※弊会スタッフも支援に行く予定です。

※予定の変更が有る場合は、号外にてお知らせいたします。

 

 

桜山神社のHP (高杉晋作発議の招魂社)
http://www.sakurayamajinja.com/

 

 

以上
                                     
■■■SMGネットワーク ~中国における臓器移植を考える会~
代表=加瀬英明
事務局=野村旗守
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