米モデルナのポール・バートン最高医療責任者(同社提供)
【ワシントン共同】新型コロナウイルスワクチンを手掛ける米モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)は31日までに共同通信のインタビューで「オミクロン株の波は夏にかけて収束するだろうが、ウイルスは消えない。毎年秋に追加接種を受けて防御を高めながら共存していくことになる」との見通しを示した。 バートン氏は、現在各国で進む追加接種では終わらず、長期にわたって定期的な接種が必要になる可能性に言及した。 モデルナはオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始。バートン氏は、有望な結果が出れば「夏に生産を始め、秋には追加接種に使えるようになる」とした。