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ドイツは やっと目が覚めたらしい、メルケルとプーチンが 何年にもわたって裏で手を握っていた汚い関係を切り離した。 さて 日本人はどうかな?

露独間のガスパイプライン、破産手続き検討か…計画凍結で稼働めど立たず

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読売新聞オンライン

ノルトストリーム2のパイプライン(AP)

 

欧州で天然ガス価格が6割上昇…ロシアからの供給不安広がる

 【ロンドン=池田晋一】欧州で天然ガス価格が高騰している。代表的指標の「オランダTTF」の先物は24日、前日終値から6割値上がりし、1メガ・ワット時あたり136ユーロ(約1万7500円)をつけた。欧州の輸入ガスの多くを占めるロシアからの供給不安が広がっている。

 オランダTTFは24日、一時142ユーロまで上昇した。25日は100ユーロ超の水準で取引されているが、1年前と比べると5倍以上の水準だ。

 欧州連合(EU)は輸入ガスの4割をロシアに依存している。一部はウクライナを経由するパイプラインで運ばれており、ガス供給が滞る恐れがある。ロシアが欧州の経済制裁への対抗策として、ガス供給を絞る懸念もある。

 欧州では昨年から、ロシアの供給減が原因とみられる在庫の減少で、ガス価格が高騰していた。原油高と合わせて光熱費が上昇し、物価の上昇圧力が高まっている。

 英調査会社キャピタル・エコノミクスは、ウクライナ情勢の緊迫化によるエネルギー価格の上昇で、今年のユーロ圏の物価上昇率が最大2ポイント増加すると予測する。インフレが進行すれば、個人消費の落ち込みにつながり、景気減速の懸念が高まりそうだ。

露の天然ガス事業「サハリン2」から英シェル撤退、三井物産三菱商事の対応に注目

 【ロンドン=池田晋一】英石油大手のシェル(旧ロイヤル・ダッチ・シェル)は28日、ロシア極東サハリンの天然ガス事業「サハリン2」から撤退する方針を発表した。ロシアのウクライナ侵攻で事業継続は難しいと判断した。日本の大手商社も参画する大規模プロジェクトで、日本企業側の対応が注目される。

「サハリン2」から入港した液化天然ガス(LNG)タンカー(2009年、千葉県袖ヶ浦市で)=読売ヘリから
「サハリン2」から入港した液化天然ガス(LNG)タンカー(2009年、千葉県袖ヶ浦市で)=読売ヘリから

 サハリン2は、シェルとロシア国営ガス会社ガスプロムのほか、日本の三井物産三菱商事が出資し、運営している。シェルなどによると、サハリン2の液化天然ガスの生産量は年約1000万トン。その多くが日本に輸出されており、日本のエネルギー安全保障の観点からも重要な事業だ。

 三菱商事は「シェルの発表内容を含め詳細を分析し、政府および関係者と対応について検討を進める」とコメントした。

 シェルはサハリン2のほか、ガスプロムが関わる複数のエネルギー事業からも撤退する。ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプライン事業「ノルトストリーム2」への関与もやめる。

 シェルのベン・ファン・ブールデ最高経営責任者(CEO)は声明で、ロシアのウクライナ侵攻を「欧州の安全を脅かす無意味な軍事的侵略だ」と厳しく非難し、「(ロシア事業の撤退による)欧州やほかの市場でのエネルギー安定供給について検証する」と説明した。

 企業の「ロシア離れ」は進んでおり、27日には英石油大手BPもロシア事業からの撤退を表明している。エネルギー以外では、スウェーデン自動車大手のボルボ・カーが当面、「ロシア市場に自動車は供給しない」と表明している。独紙によると、独ダイムラートラックは、ロシアの装甲車大手カマズとの提携を解消する。

英国、ロシア船舶の入港禁止へ…運輸相「ウクライナでの行動を考えれば歓迎されない」

ジョンソン英首相
ジョンソン英首相

 【ロンドン=池田慶太】英政府は2月28日、ウクライナに軍事侵攻したロシアへの制裁の一環として、ロシアが関係する船舶の国内への入港を禁止する方針を発表した。近く制裁の根拠となる法律を整備する。

 グラント・シャップス運輸相は国内の港湾運営者に宛てた書簡で、法整備が整うまでの措置として、ロシア国旗を掲げたりロシアに関係する個人が所有したりする船舶に港湾を利用させないよう要請した。シャップス氏はツイッターで、「プーチン(露大統領)のウクライナでの行動を考えれば、ロシア船舶は英国では歓迎されない」と述べた。

 英北部のオークニー諸島にはロシアの石油タンカーが近く寄港する予定だったが、軍事侵攻に反発する地元自治体が寄港拒否を可能にする措置を中央政府に働きかけていた。