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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)6月6日(月曜日)弐
通巻第7359号
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メドベージェフ元ロシア大統領、久しぶりにメディアに登場
アルジャジーラの独占インタビューに応じた
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メドベージェフ元ロシア大統領が久しぶりにメディアに登場した。
カタールを拠点として比較的中立な政治姿勢をとるアルジャジーラ
アルジャジーラTVに出演したメドべージェフは、次の二点を強調
一、この戦争は歴史的因縁と背景があり、アルジャジーラなど中東
二、交渉による解決をロシアは望んでいる。話し合いに応じないの
クレムリンで何が起きているかは、伏魔殿ゆえに正確に把握するこ
力関係から言えば、メドベージェフ元ロシア大統領は、現在「安全
そこで沸騰したのがプーチンの重病説である。ニューズウィーク(
プーチンの周りに戦略的判断ができる軍人が不在となり、お追従を
ロシア正教のメンタリティが支配する皇帝は神の御威稜とともにあ
ウレリー・ゲラシモフ参謀総長は2013年に「ハイブリッド作戦
ところが四月頃から消息が絶え動静が伝わらなくなったのだ。
セルゲイ・ショイグ国防相は1991年から高位ポストに居座り続
プーチンの周辺からショイグ国防大臣とゲラシモフ参謀総長が遠ざ
ニコライ・パトルシェフ(安全保障会議書記。ナンバー・ツーと推
▲プーチンの後継者が浮かんできた
ウクライナ侵攻から百日がたって、俄にクレムリン・ウォッチャー
国民的不人気も大きな要素であり、庶民からみれば、猛烈なインフ
後継となる第一候補はメドベージェフ元大統領で、意欲もあるとい
第二候補は憲法上、大統領に万一の時は首相になると明記されてい
第三候補はキリエンコ大統領府第一副長官だ。キリエンコは首相経
以下は前述のニコライ・パトルシェフ、アレクセイ・デユーミン(
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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)6月6日(月曜日)
通巻第7358号
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天安門広場の虐殺から33年の歳月が流れた
王毅外相は十日間にわたった南太平洋諸国歴訪の旅を終えた
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6月4日は天安門事件から33年。
東京や台湾など世界各地で中国共産党の独裁に抗議する集会が開催
東京ではNYからやってきた天安門の学生指導者だった陳破空が講
同日、十日間の南太平洋諸国歴訪中の王毅外相は最後の訪問地、東
ホルタは「われわれはすべての国と『等距離外交』を堅持する。だ
また「東チモールは独立後二十年、一貫して「ひとつの中国」の原
ホルタ大統領は四月選挙で当選したばかりだが、ノーベル賞受賞前
警戒を強める西側諸国の中でも、とくに米国は国務次官やカート・
また豪勢府は5月26日に南シナ海を偵察中の豪空軍RAAF─P
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