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あのペロシ下院議長が台湾訪問。習近平ブチギレの断固たる抵抗宣言!空母ロナルド・レーガンは最悪を想定して南シナ海へ!

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ペロシ米下院議長が台湾訪問を計画、中国反発「座視せず」米政権内にも慎重論

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読売新聞オンライン

ワシントンの米議会で記者会見するペロシ下院議長(21日、AP)

 【ワシントン=蒔田一彦、北京=大木聖馬】米国のナンシー・ペロシ下院議長(民主党)による台湾訪問計画を巡り、中国が「座視しない」と反発している。バイデン米政権は、中国との緊張関係が過度に高まらないよう慎重に対応しようとしている。

 ペロシ氏の訪台は、英紙フィナンシャル・タイムズが18日、日本やシンガポールなどアジア歴訪の一環として「8月に予定している」と報じた。ペロシ氏は報道を肯定も否定もしていないが、21日の記者会見では、中国による軍事行動を抑止するためには「我々が台湾に対する支持を示すことが重要だ」と述べた。

 下院議長は大統領が死亡したり、職務不能になったりした場合の権限継承順位が副大統領に次ぐ2位で、閣僚より上だ。訪台すれば1997年以来25年ぶりで、米台関係の緊密さをアピールできる。ペロシ氏は4月にも訪台を調整したが、新型コロナウイルスに感染し、実現しなかった。

 中国国防省報道官は26日、「米側が独断専行するなら、中国軍は絶対に座視せず、いかなる外部勢力の干渉も『台湾独立』のたくらみも打ち砕く強力な措置を必ず講じる」とけん制した。

 バイデン米大統領は20日、ペロシ氏の訪台について「軍は良い考えだと思っていないようだ」と記者団に語り、政権内に慎重論があることを明かした。台湾周辺では米中両軍が艦艇や航空機を頻繁に派遣し、緊張が高まっている。米紙ワシントン・ポストによると、ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官や米軍制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長らが、訪問のリスクについてペロシ氏側に説明してきた。米軍は安全確保のため、戦闘機や空母の派遣も検討しているという。

 一方、野党・共和党上院トップのミッチ・マコネル院内総務は26日、「ペロシ氏が今訪問しなかったら、中国に勝利を手渡すことになる」と語った。訪問が中止や延期となれば、政権に対する「弱腰批判」が高まることは必至だ。

米中外交筋によると、中国は4月の時点で、非公式ルートを通じ、中国軍がペロシ氏を乗せた航空機の台湾着陸を阻止すると米側に警告していた。バイデン氏は、台湾に対する中国の武力行使を抑えるため、「台湾防衛の責務がある」という趣旨の踏み込んだ発言を繰り返してきた。トランプ前政権で国務長官だったマイク・ポンペオ氏が「台湾を主権国家として認めるべきだ」と発言するなど、歴代米政権が維持してきた「一つの中国」政策を逸脱する発言が相次いでいることにも中国は神経をとがらせている。中国軍の内情に詳しい関係筋は「ペロシ氏が訪台すれば、中国軍は台湾周辺で演習を行う用意がある。状況次第では更に強い対抗策をとる」と語る。

 米調査研究機関スティムソンセンターのユン・スン上級研究員は、「習近平(シージンピン)国家主席にとって中国共産党大会が迫る中でのペロシ氏訪台は、メンツをつぶされることで受け入れられない。訪問には安全保障上の懸念がある」と述べ、今年後半の党大会後に訪問を延期すべきだとの考えを示した。

 米ブルームバーグ通信は26日、関係筋の話として、バイデン氏と習氏が28日、会談すると報じた。電話かオンラインとみられ、ペロシ氏の訪台計画についても話題になる可能性がある。