橋下徹氏 斎藤元彦氏再選も「権力者として不適格と主張し続ける」 3725文字の長文投稿で持論
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。無所属の前職・斎藤元彦氏(47)が当選確実となった兵庫県知事選についてコメントした。
【写真】知事失職に伴う兵庫県知事選で再選を決め、あいさつする斎藤元彦氏
斎藤氏は元尼崎市長の稲村和美氏、日本維新の会を離党した前参院議員清水貴之氏ら無所属6新人を破り再選を果たした。選挙戦ではパワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われた。 橋下氏は、斎藤氏が再選確実となったことを報じるニュースを取り上げ、「民意は大変重いものですが、僕は引き続き斎藤さんは権力者として不適格であることを主張し続けます。パワハラ・おねだり・公益通報者保護法違反を理由とするものではありません」と投稿。続けて3725文字の長文を投稿し、8項目にわたって自身の考えをつづった。 橋下氏はまず、「怪文書」への斎藤氏の対応について「大問題」とし、「斎藤さんはここで怪文書は公益通報に当たらないと自ら判断し、怪文書の作成者を探しに行った。副知事、幹部が一体になり組織あげて探しに行ったのです。こんな権力の使い方ほど恐ろしいことはありません」と持論。自身が大阪市長時代に経験した裁判を引き合いに「公益通報保護法違反かどうかは別として、怪文書後の内部告発の中身の真実性が確定してから作成者の処分を決めるべきでした。告発によって兵庫県庁の悪いところを正してくれたのであれば、怪文書・告発文作成者の悪いところには多少温情をかけるべきなのです」とし、「ところが斎藤さんは公益通報の結果が出る前に告発者の処分を先にやってしまいました。これは権力の使い方として完全にアウトだし、恐ろし過ぎる」と断じた。 そして斎藤氏のパワハラ、おねだりについてのメディアの報道も問題だとし、「インフルエンサーたちがメディアの報じ方のおかしさを猛主張したのをきっかけにパワハラ・おねだりの事実はない、告発者の方が悪い、斎藤さんはメディアの捏造によって貶められたという意見が大拡散したのです」と解説。「僕のような出演者も含めてマスメディアはこれだけ有権者がメディアの報じ方に不満を持っていることをしっかりと認識しなければならないでしょう」とした。 そのうえで「僕は斎藤さんの権力の行使のやり方のおかしさ、権力者として資格なしという主張を続けます」と持論。斎藤氏が県議会解散ではなく出直し選挙を選択して再選を果たしても「知事選に当選しただけでは不信任決議をひっくり返すことはできません。それほど不信任決議は重たいものなのです」と説明した。 そして斎藤氏を支持した「兵庫県民の民意は非常に重い」としつつも、「しかしその民意に対して意見を言っていくこともコメンテーターの仕事だと思っています」とつづり、投稿を結んだ。
「斎藤候補というより…何と争ったのか」 落選確実の稲村和美氏
前知事の失職に伴う兵庫県知事選で、落選が確実になった前同県尼崎市長の稲村和美氏(52)は17日夜、神戸市内の事務所に姿を現し、
「ご期待に沿えずおわび申し上げる」と語った。
斎藤元彦前知事(47)の当選確実という報道を受け、事務所で支持者らの前に立った稲村氏。
「これからの兵庫県政が冷静に、できる限り正確な情報と建設的な議論に基づいて推進されることを心から願っている」と話した。 SNS(ネット交流サービス)上では、対抗陣営に対する誹謗(ひぼう)中傷や真偽不明の情報が飛び交うなど異例の選挙戦となった。 稲村氏は「候補者の何を信じるか、どのような情報に基づいて投票行動を決めるのかという点で課題が残った選挙戦だった。何が争点だったのか。斎藤候補と争ったというより何と向き合っているのか違和感があった」と振り返った。 稲村氏は政党からの公認や推薦を求めずに無所属で出馬。「県政の混乱に終止符を打つ」と訴え、知事や議員も対象としたハラスメント防止条例の制定などを掲げた。選挙戦終盤には、県内29市のうち22の市長が稲村氏への支持を表明していた。【山田麻未、洪玟香】
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前知事が25万票前回より 投票数を上げた
しかし 実体は 稲村候補と 維新から出た元議員と合わせれば 50.1%(知事側45.2%)を得票して斎藤前知事に NO を突き付けているわけである。
今回の選挙は
自民党と 維新がつまらない勢力争いをしてそれに乗じた能力の疑われる 総務省からのOBが3年間兵庫県県政を行い、失政の内部告発を巡り 前知事の 知事として あるいは人間としての素質が 疑われていることを理由に 県議会が 不信任を採択し、 前知事が失職したことを受けた選挙であった、 この混乱は維新の組織や 維新の議員個人の質の悪さが露見したわけである。
前知事の選挙戦も 告発者の名誉を損壊する発言を、別の候補者が、前知事を応援する
形で繰り返し行われた、しかしそれを否定する発言は一切斎藤候補からは 上がらなかった。そして 別候補者だけでなくネット空間に 前知事が用意した、400人近くのネット関係者が 不確定情報を流しまくり、それが成功して、事実がすべて書き換えられたような 選挙であった。
前知事への 本来の疑惑も一切 選挙の判断に使われず、100条委員会もまだ続いているので、 嘘をついている証拠がある 斎藤新知事のこれからの対応によっては
警察権による 犯罪調査も大きく広がる恐れがある。
低能な 兵庫県にとっては その警察の捜査も打ち切られる可能性もあり、
全国民が 選挙後も 100条委員会や 告発者の人権侵害の調査結果を見守る必要がある。
選挙のやり方も 公職選挙法の見直しも必要な議論が生まれるだろう。
この選挙においては 自民党の国会議員を通じてのある特定宗教の大動員が行われたようであるが、彼らの基本としているのは、日本人は朝鮮人に対して謝罪をしなければという考えである、自民党や維新の議員達が 日本より朝鮮半島に故郷をおもい、 この宗教団体と動いているとすれば、彼らこそ 売国の輩として 日本社会から駆逐しなければならない。
斎藤 元彦1,113,911
稲村 和美 976,637
清水 貴之 258,388
- 無
- 新
- 61歳
- 推薦:共産
- 無
- 新
- 58歳
- 無
- 新
- 49歳