パルデンの会

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新疆ウイグル暴動から1年 今も数千人不明



新疆ウイグル暴動から1年 今も数千人不明

2010年6月30日 20時02分
 共同通信のインタビューに答える「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席=6月28日、ワシントン市内(共同)
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【ワシントン共同】東京新聞
亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル主席は30日までに、約200人の犠牲者が出た昨年7月の中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市の大規模暴動からまもなく1年になるのを前に、ワシントンで共同通信のインタビューに応じ「依然として数千人のウイグル族が行方不明だ」と明らかにし、中国当局が拘束していると強く非難した。
 ウルムチ市当局はこれまでにも「証拠はない」と行方不明者の存在を否定しているが、中国政府が暴動再発を警戒し、ウイグル族住民らに対しいまだに弾圧を続けている懸念が強まった。
 カーディル氏は、ウルムチ市当局者や暴動後に亡命したウイグル族から集めた情報だとして、不明者のほとんどが若い男性だが、女性や子供も多数含まれていると指摘。さらに「多くの人々が拘束中に拷問を受け、殺されたり、ひどいけがを負わされている」と述べた。
 また中国が新疆の1人当たりの域内総生産(GDP)を全国平均に引き上げる政策を決めたことについて、同自治区への漢族のさらなる移住を促し、人民解放軍系組織「新疆生産建設兵団」を強化するだけだと批判した。

ウイグル暴動まもなく1年 武装警察増 再び緊張

2010年6月29日 朝刊 東京新聞
ウルムチウイグル族居住区で自動小銃を持ち警戒にあたる武装警察ら
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2010062902100011_size0.jpg
 中国新疆ウイグル自治区ウルムチで昨年7月5日に起きた大規模暴動から間もなく1年。民族対立から暴動やテロがたびたび起きる中国の“火薬庫”は一見、平穏を取り戻したかのようだが、1年の節目が近づくにつれ街中を巡回する武装警察が増員されるなど再び緊張が高まっている。
 (中国新疆ウイグル自治区で、朝田憲祐、写真も)
 ウイグル族が人口の九割を占める自治区西部の中心都市カシュガル。記者が現地に入るや公安関係者に取り囲まれ「取材は一切、禁止だ」。街中を歩くのは認められたが二十四時間監視付き。「庶民と敏感な内容の話はするな」とくぎも刺された。国内メディアのようには統制できない外国メディアに、マイナス報道をさせないためだ。
 「カシュガルの安全を守るため」との横断幕を掲げたトラックの列が市中心部を通り掛かった。荷台には大勢の武装警察。カメラを向けると、張りついていた公安関係者がすかさず「撮るな!」。
 区都ウルムチでは、ウイグル族居住区のモスク(イスラム教礼拝所)前などに公安の詰め所が設けられ、自動小銃を持った武装警察がにらみを利かす。カシュガルから出稼ぎに来たウイグル族男性(28)は「寝ても覚めても見張られている。もう、うんざりだ」。
カシュガルで、「軍と政府、軍と民衆が団結を強め、社会と政治の安定を維持しよう」とのスローガンが書かれた看板
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2010062902100012_size0.jpg
 自治区政府は二〇一〇年度の治安維持関係予算として、前年度比九割増の二十八億九千万元(約三百八十億円)を計上した。二十四日には爆弾テロを計画していたとしてウイグル独立派組織幹部らを拘束したと発表。民族独立派には断固たる姿勢を見せつける。
 一方でカシュガル経済特区を設ける計画も。ウイグル族の生活水準の低さが暴動の一因とみて、雇用創出などで不満を和らげるのが狙いとされる。
 しかし、ウイグル族の経済専門家は「新疆以外から来た企業が潤うだけで、地元への恩恵はわずか。特に中国語ができない農民は仕事にありつけない」と切って捨てた。


東京都千代田区】 7・5 ウルムチ虐殺 一周年抗議デモ (7/4)

期日
平成22年7月4日(日)
集合場所

常盤橋公園
地下鉄「三越前」駅 徒歩2~5分、「大手町」駅 徒歩4分、JR「東京」駅 徒歩6分

内容

15時30分 集合開始
16時00分 デモ行進 出発
常盤橋公園 ~ 八重洲中央口前 ~ 数寄屋橋日航ホテル前 ~ 日比谷公園
17時00分 解散

※ 昨年7月5日、中国ウイグル地域のウルムチで発生した「ウルムチ事件」から一年を迎えるにあたり、「世界ウイグル会議」が呼びかける「世界同時抗議」の一環としてのデモ行進。
詳細は こちら → http://uyghur-j.org/news_20100704.html

主催

特定非営利活動法人 日本ウイグル協会 (代表:イリハム・マハムティ)
http://uyghur-j.org

お問合せ
MAIL info@uyghur-j.org
期日
平成22年7月4日(日)
集合場所

愛染公園
地下鉄「恵美須町」駅 徒歩7分

内容

14時30分 集合
15時00分 デモ行進 出発

※ 詳細は こちら → http://d.hatena.ne.jp/kinakinakurukuru/20100610/1276175756

主催
東トルキスタンデモ実行委員会
ご連絡先
MAIL uighuruighur.kina@gmail.com