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原子力委>「新大綱の準備」裏付け…秘密会議のメール公開

毎日新聞 6月11日(月)20時11分配信

 内閣府原子力委員会原発推進側だけを集め「勉強会」と称する秘密会議を開いていた問題で、原子力委は11日、昨年11月~今年4月、関係者に発信した電子メール21本をホームページで公開した。このうち昨年11月14日分には、原子力政策全般を論議する「新大綱策定会議」の準備のために秘密会議を設置したことが明記されている。原子力委はこれまで核燃サイクルの見直しを論議する「小委員会のため」だけに実施してきたと説明してきたが、虚偽であることが改めて裏付けられた。

昨年11月14日のメールは、事務局を務める内閣府原子力政策担当室が電力10社で作る「電気事業連合会」や高速増殖原型炉「もんじゅ」を運営する「日本原子力研究開発機構」関係者らに発信した。「策定会議や小委の準備のため勉強会を設置します」と記され、1回目(昨年11月17日)の議題は「六ケ所再処理工場を止めた場合のデメリット」「フェードアウトシナリオ(将来原子力依存度をゼロにする政策)となった場合のデメリット」。現行政策を見直した場合の負の側面だけを議論する偏った内容だったことが分かる。


1回目を含め4回秘密会議に出席し、策定会議議長を務める近藤駿介原子力委員長(69)は毎日新聞の取材を拒否した。拒否理由は明らかにせず、内閣府職員を通じて「メールの存在さえ知らない」と回答した。


小委員会は識者ら7人で構成され、核燃サイクル政策の見直しについて先月、取りまとめを終え解散した。この7人に近藤委員長ら20人を加えた計27人が策定会議のメンバーで、原子力政策大綱策定に向け幅広い議論をしていたが、秘密会議の発覚で次回開催のめどさえ立っていない。原子力委は発覚後「順次資料を公開する」とし、4日には出席者名などを明らかにしていた。【核燃サイクル取材班】