チベットは2008年から何ら変わっていない
世界中の人々、特に日本人は 北京オリンピックが行われて以降、 チベット問題は解決したと間違った思い込みを行っている。
オリンピック以前、 オリンピック以後 沢山のチベット人が秘密裏に逮捕され、秘密裏に裁判に掛けられ 「ビラを配る」 「チベット独立を叫ぶ」 そして 「焼身抗議」する人を通報しなかった、「遺体を運んだ」という理由で 最低でも懲役3年 通常では8-11年の懲役刑を下され
獄につながれている。
チベット人の町では5人に一人は 武装警官か兵士だと言われている。
チベットの状況はますます 悪化し 特に四川省、青海省、甘粛省においては チベット人の町々で 中国の占領と ダライラマ法王の帰還を呼びかけた焼身抗議が 2011年 3月16日よりおきている。
ただし2011年以前 2009年から2011年の間にも焼身抗議が起きているが、現在の焼身抗議の波は 2011年から始まったと言える。
本日の記事では 55人目 が焼身した事を伝えたが、
噂では 「 200人に焼身抗議の犠牲者が達した時中国のチベット支配は終わる」という話が伝わり、 非常に悲しい事である。
太平洋戦争末期 神風特攻隊として死んだ、若い日本人兵士を
「特攻自殺」とは呼ばない。
現在のチベット人の焼身抗議は自殺ではなく、中国支配に対する 身を挺した民間のゲリラ戦法なのである。
どうか焼身抗議をする チベット人を理解し、 日中友好というまやかしで実際の中国が 何を行っているのかを理解して欲しい。
日中友好協会の関係で沢山の日本人の 中年男女がチベットの観光旅行に 四川省のパンダを見ることも含めて 旅行でチベットに入っている。
しかし彼らからの言葉は 「きれい」「すばらしい」 そして「お寺はよかった」
本当に 中国政府が用意した シナリオ 通りの行動である。
「きれい」の影で 草原からチベット人を追い出し、露天掘りで環境関係なく露天掘りし、核廃棄物を湖に捨てる、
「お寺」も 1960年代には8000もの寺が 文化革命で 壊され、
実際はこの十年で再建されたものであることにも気が付かない。
日本人に寄り添う 「運転手」や「通訳」は チベットに移住して来た漢人が勤め、自分達が押さえつけ、民族浄化を続ける「チベット人」の本当の実体、人権は 話さないのが日常である。
年寄り男女が日本であう 「おれおれ詐欺」と同様な チベット観光劇を 見せられているわけである。 どうか日中友好という言葉に騙されずに 本当のチベット、中国の状況を見て欲しい。 いつ何時 中国共産党が 日本を日本省や 沖縄省などとして チベット同様に占領する時代が来るかもしれません。 それがスムーズに行えるために
日中友好協会が 日本人の心に 呪縛を与えていることに 気が付き
初めて欲しい。 特に日本の都市と姉妹都市を名乗る中国の各都市がこぞって 反日本を伝え、交流を途絶する中 日中友好の空虚さをもっと真剣に考えていただきたい。
日中友好協会の会員の方に言いたい「日本民族は 中国人の
支配下で 犬 畜生のごとく取り扱われる言われは無い」、
「中国との交流を絶ちて、もっと東南アジアの国との繋がりを増やし、
自由な世界を構築しよう」 騙された事を悔やむより、その残念さを
未来に続けるべし!!!!!!!
2012年10月15日
ビデオで拷問を暴露した僧ジグメ・ギャンツォ重体/「ジクデル」助手の僧ゴロ・ジグメ再び行方不明
ラプラン僧院僧侶ジグメ・ギャンツォは2008年に逮捕された後、どのような拷問を受けたかをビデオを通じ詳しく伝えた。このビデオは最初VOA、次にyoutubeを通じて広まり、多くの人が彼の証言を聞いた。
ビデオ>http://www.youtube.com/watch?v=Ac-V82xAaUg&feature=player_embedded
日本語訳>http://fireunderthesnow.blogspot.in/2009/03/blog-post_17.html
突然車に引き込まれ、頭に黒いずきんを被らされ、拘置所に連行された後、自動小銃を突きつけられ、「これはお前たちチベット人を殺すためのものだ。少しでも動けば、必ずお前を撃って殺してやる。死体をゴミ箱に捨ててやる。誰も気付きはしない」と脅される。その後2ヶ月間、彼は激しい拷問を受ける。天井から吊るされ意識を失うまで暴行を受けた。意識を失う度に病院に運び込まれ、意識が戻るとまた拷問を受ける。「まるで人を殴っているのではなく、ブタや犬を殴るような」暴行を受けた、と証言。
このビデオを製作したとして2008年11月に再び逮捕され、翌年5月に解放された。そして、また去年8月20日にツォエ(ツゥ 合作)のホテルで拘束される。詳しくは>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51694825.html
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51695067.html
その後消息が途絶え、危惧されていたが、10月12日付けTibet Netが最新の消息を伝えた。http://tibet.net/2012/10/12/relatives-seriously-concerned-for-monks-arrested-for-exposing-chinese-brutality-in-tibet-in-2008/
それによれば、彼は今、心臓、肝臓等5種類の重い病を患い、蘭州の刑務所内病院で治療を受けているという。彼の親族は当局に対し、病気を理由に解放を懇願したが、拒否された。親族はさらに病気が悪化しこのまま監獄で死ぬのではないかと心配しているという。
http://livedoor.blogimg.jp/rftibet/imgs/e/4/e493dcdd-s.jpg<ジクデル 恐怖を乗り越えて>の製作を手伝った僧ゴロ・ジグメが再び拘束される
2008年の北京オリンピックを前にチベット人の本心を収集したドキュメンタリー映画<ジクデル (日本語版:恐怖を乗り越えて)>は日本でも何度か上映された。これを製作したドゥンドゥップ・ワンチェンは6年の刑を受け、今も西寧近くの強制労働キャンプに収用されたままである。そして、この助手を勤めたラプラン僧院僧侶ゴロ・ジグメも、これまでに何度も拘束され拷問を受けている。
同じく12日付けTibet Netによれば、彼は9月20日にツォエに向かった後消息が途絶え、家族が捜索するも未だ、行方を掴めないという。家族は再び当局が彼を拘束し、拷問しているのではないかと心配している。NYベースのジャーナリスト保護協会も10月3日付けで彼に対する憂慮を表明している。
その他参照:11日付けRFAチベット語版http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/tibetanmonk-10112012174033.html
VOT12日放送分http://www.vot.org/#