パルデンの会

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副顧問ら前日の体罰黙認=「恩師、口出しできず」―高2自殺、学校聞き取り・大阪


学校が勝ち負けだけで物事を問う教育機関になっていることがこれで明白であり、それを止められなかった校長以下教育関係者、それをコントロールする教育委員会、そしてそれを鬼の首をとったように報道するマスゴミの実体が見えたようにおもわれる。
本来スポーツは人間が楽しんで、人間の健康を増進し、人間の精神的な安らぎや、そこから来る医療費などの高騰を防ぐ効果も期待した所もあり、動物の中で唯一スポーツは人間が動物として行う活動としては自由な活動であるはずである。 オリンピックでさえ参加することが意義であり、勝負の行方は二の次にはなっているのである。 
勝つという事の優越感は 負けるるという劣等感ではないことを教えるのがスポーツであり、それを使う教育であるはずである。 勝つことはみんなの目標であるが 究極の目標ではないはずである。 
そこが現在の社会の病変である。この学校で教育者が問題を起し、教育者が止められず、教育者が問題を隠し、教育者が問題を追求するといった全く馬鹿げたことが 税金を使って行われていることに注目すべきである。 
スポーツの有償組織において監督が有償で体罰教育をやったり、コーチが選手を強姦したりすることを条件に、有償のスポーツを行うのであれば、それは民意的に自由であろう、すきなのだから。        しかしながら民意で有償であればそんな人間的に馬鹿な監督やコーチは淘汰されるわけである。しかし淘汰されるにはその周りの人間、ユーザーがもっと賢くならなくてはならない。
まず人間としの尊厳をしっかり捉えること! 人間として他人との関係をもっと自覚し、他人を知って、他人と協調することを学ばなければならない!    < 不作為 > という 言葉を つかわない世の中になるように日々の努力がスポーツと同様に 必要になるわけである。
全てに言えることは 体のトレーニングはやれたが、心のトレーニングがまだまだなのだ。ハードとソフトという言葉がある。ハードの向上は目で見える、しかしソフトの向上は 外からはよく見えない。 大人はもっと考えるべきである。



副顧問ら前日の体罰黙認=「恩師、口出しできず」2自殺、学校聞き取り・大阪
時事通信 110()522分配信
 大阪市立桜宮高校2年のバスケットボール部主将の男子生徒(17)が顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、副顧問の20代男性 講師らが自殺前日の体罰を目撃しながら、同校の聞き取りに「顧問は恩師であり、口出しできなかった」と話していることが10日、同校への取材で分かった。
 副顧問らは顧問の教え子に当たり、体罰を黙認していた。同校は、バスケ部以外の生徒も含め、改めて体罰の有無を尋ねるアンケートを行う。
 佐藤芳弘校長によると、自殺前日の昨年1222日は、顧問の他に副顧問と20代女性の非常勤講師が指導に当たっていた。
 他校との最終試合でミスを繰り返す主将の男子生徒に対し、顧問が「気合を入れるため」として、頬を数回たたいた。副顧問は一部始終を目撃し、女子チームの練習を見ていた女性も気付いたという。
 2人とも体罰は誤った指導だと認識していたが、聞き取りに「指導の中の行為で、止められなかった。素晴らしい指導をしている先生で、意見は言えなかった」と話したという。 

大阪・高2自殺:「最悪の大失態」橋下市長

毎日新聞 2013年01月08日 21時04分(最終更新 01月09日 02時28分)
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市長への教育委員による平成25年度予算意見陳述後、高校生の自殺に関しての質問に答える橋下徹市長=大阪市北区で2013年1月8日、三浦博之撮影

 大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)が、主将を務めるバスケットボール部の顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、橋下徹大阪市長は8日、記者団に対し、「きちんとした対応が取られなかった。教育現場の最悪の大失態だ」と高校側の対応を批判した。「教育委員会に任せておけない。僕が責任をもって引っ張っていく」と話し、事実関係の解明について積極的に関与する意向を表明した。

 橋下市長は、自殺をまねいた背景として「子どものSOSをきっちり受け止めるチャンネルが整備されていない」と指摘。一方で、「僕が(子どもに)手を上げることもある。親がそうだから学校現場でも(体罰は)ある。そうなったときに事後フォローをどうしないといけないのかだ」と話し、体罰が存在するとの前提をもとに、体罰が起きた後の生徒への対処方法が重要との認識を示した。

 また、いじめや体罰などの問題が起きた際に、市長が教育委員会に指揮命令を出せるような条例案を検討するよう指示したことも明らかにした。【原田啓


大阪・高2自殺:顧問の体罰、大半が目撃 「自分も被害」

毎日新聞 2013年01月09日 00時23分(最終更新 01月09日 02時29分)
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桜宮高の生徒に実施したアンケート結果を記者らに発表する森知史・大阪市教委事務局高等学校教育担当課長=大阪市北区の市役所で2013年1月8日、山崎一輝撮影

 大阪市立桜宮高校(同市都島区)2年の男子生徒(17)が昨年12月、バスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、同校が自殺後に実施したアンケートに対し、部員の男女50人のうち48人が、この生徒以外にも顧問から体罰を受けたのを目撃し、21人が自ら体罰を受けたと回答した。市教委は体罰が常態化していた可能性もあるとみて、外部監察チームで実態調査を進める。

 アンケートは生徒が自殺した4日後の先月27日、バスケットボール部の男子20人、女子30人を対象に無記名で実施。他の生徒への体罰を「見た」と回答したのは男子19人、女子29人で、「ビンタ(平手打ち)」「たたく」「蹴る」の順に多かった。体罰を受けたことが「ある」と回答した部員も男子12人、女子9人に上った。

 一方、生徒が自殺した前日の22日、練習試合で生徒が体罰を受けるのを「見た」と回答したのは22人(男子14人、女子8人)。22日以前にも体罰を「見た」と回答した部員は38人(男子18人、女子20人)で、「ビンタ」や「たたく」、「蹴る」などの行為だったという。

 市教委によると、生徒は自宅に顧問宛ての手紙を残し、「自分だけしかられ、たたかれることがつらい」などと書いていたという。2、3日前に顧問に渡そうとして渡せなかったものだという。
 市教委は主将である生徒に体罰が集中する一方、他の生徒にも体罰が行われていたとみており、「日常的に体罰が行われていた可能性も否定できない。顧問にきちんと問わなければならない」と詳しく調査する姿勢を示した。【津久井達、茶谷亮、熊谷豪】