http://www.asahicom.jp/national/update/1125/images/t_TKY201311250492.jpghttp://www.asahicom.jp/images08/common/icn_zoom.png聴衆に笑顔であいさつするダライ・ラマ14世=25日、東京都墨田区、冨名腰隆撮影
2013年11月25日23時33分 |
来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が25日、東京・両国国技館で約3千人の聴衆を前に講演した。紛争が続く世界状況について、ダライ・ラマは「人間は宗教や国家、社会システムの違いばかりを強調するが、一人の人間として同じ立場にあることを忘れてはならない」などと語りかけた。
ダライ・ラマは講演で「すべての存在が相互依存の関係にあることは、仏教のみならず科学の世界でも証明されている。自分たちのことだけを考えるのは非現実的だ」と強調した。
また、78歳となった自らの健康にも触れ「世界に憎しみや問題があろうとも、私の心はほとんど平和だ。心の平和こそ、健康維持のために最も大切なことだ」と話した。
15日に来日したダライ・ラマは、今回の滞在で研究者との対話のほか、静岡、京都などで講演。今回の国技館を最後に、26日に日本を発つ予定。
最終日に報道するか!!!!!!