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英首相、2日に3年ぶり訪中 防空識別圏設定への態度で苦慮


人権問題などで中国を刺激することを避け、対中接近を優先する外交には政権内外から非難の声が出ているが、昨日の報道では 英国も
日本の立場に賛同というのがあったが。。。。。。。。。。
チベット問題を作ったのも 英国であり、中国のチベット侵攻という
蛮行にも声を上げなかったのが 英国である。
ここで しっかりと人権問題を取り上げないと 英国も経済では
勝てない。

英首相、2日に3年ぶり訪中 防空識別圏設定への態度で苦慮

2013.12.1 21:20

 【ロンドン=内藤泰朗】英国のキャメロン首相は2日、3日間の日程で3年ぶりに中国を公式訪問する。英政権は中国との関係を改善し、経済成長につなげて再来年の総選挙で再選する戦略を描く。だが、人権問題などで中国を刺激することを避け、対中接近を優先する外交には政権内外から非難の声が出ており、首相の対応が注目されている。

 特に関心を集めているのは、中国が東シナ海防空識別圏を設定した問題への対応だ。日米韓などが厳しい反応を見せる中、英国は中国への配慮から明確な態度を示していない。
 キャメロン首相は「主権については中立を保ち、すべての関係国に問題の解決を促す」(英紙タイムズ)ことにとどめるという。
 キャメロン氏は首相就任から半年後の2010年11月に初めて訪中したが、昨年5月にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談して関係が冷却化。習近平政権発足後の4月に首脳会談の実現を模索したが、断念した。
 しかし、キャメロン首相が5月、議会で「チベットは中国の一部。独立は支持しない」と答弁したことで関係改善に向かった。英政府高官も「首相は今後、ダライ・ラマと会わない」と明言している。
 露骨な対中接近に英メディアからは「英国は中国の歓心を買うために人権問題で目をつぶった」「完全な屈服」との批判が噴出している。それでも政権側は、経済成長の維持には中国との貿易を拡大する以外に道はないとみる。
 訪中には閣僚や英財界人が同行して北京や上海を訪問。李克強首相らと会談し、両国関係の強化を協議する。
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