パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

5/30日本ウイグル協会・学習会「ウイグルの現状と難民救援の必要性」

拡散要請>新彊ウイグル地区ホータンで大量虐殺の兆候ありという
  というブログを本日書いたが

 昨日亀戸で行われた
日本ウイグル協会・学習会「ウイグルの現状と難民救援の必要性」に参加してきた。

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アジア自由民主連帯協議会 の三浦小太郎氏の司会で学習会は開始

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日本ウイグル協会のイリハム氏が講師をおこなった。

学習会では 氏が先日ベトナムでおきたウイグル人難民とベトナム兵士との殺傷事件
カンボジアやタイやマレーシア等に大量に動いている ウイグル人難民についての説明があった。 氏はベトナムに行き 状況を見てこられたようであるが、実際のことを話すと
中国側への情報提起となるので 概略で話された。

学習会の内容はメモを取っていないので不十分かも知れないが下記の通り。

ベトナムに集まっているウイグル人は非常に多い人数であること。(数十人ではない)
そして それ以外の国にも同様に多数の人々が 国境線を越えて中国外に逃れて
いるものの、その扱いは不定であり、国連の難民認定も受けていない。
難民認定を受けても 中国に強制送還されている場合も今まで多数)

ベトナムウイグル人の環境は劣悪で 多数の子供たちは病気に罹っているも
医療が受けられず、皮膚病(多分疥癬症)の熱で死ぬ子供たちが出ている現実。

ベトナムでは当初 中国ーベトナム 両共産党は友好であったため、ベトナム国内の
国境沿いでは国内に制服の中国人国境警備隊が入っており、ウイグル人の人権は
中国共産党にさらされていたが、現在紛争が始まって少しは変化はしていると思われる

ベトナム兵士との小競り合いで殺害されたウイグル人の若者2人の写真を見ても
一人は手錠のまま射殺されており、もう一人もビルの上から落ちた状態での死亡のよう
であり、報道が伝える 小競り合いがどういうものか追求する必要がある。

⑤多数のウイグル人難民は ウイグル内において安全に国外に出られるという情報で
お金を払い ある日突然トラックに乗せられて何日も連れられて来られた結果が ベトナ
ムでありカンボジアでありで みんなが望む行き先は トルコであるのにもかかわらず。
中国の裏の社会を通じて 人を満載したトラックが 6000kmを検問を問題なく超えて移
動できる事さえも 何か 中国国内の力関係の中で動いているように思える。
雲南省で起きた 駅殺傷事件も状況からしウイグル人とまったく関係なく 国内
政治の権力争いかもしれないが、ウイグル人と同一宗教の回族が多く住む 雲南省から
国外に出るルートが多くあるゆえ、ルートを閉ざすために起こした事件かも知れない。
(少なくとも事件の写ったビデオも出ないし、その時間帯すべての駅周辺の 警察、ガー
ドマン、兵士が いなくなったことを見れば 一種の謀略としか見えない、犯人側17歳の 女性と言う報道も、彼女はどうもシャバに出られない身分のようである)

⑥世界のイスラム教徒との連帯はあるものの敢えて ウイグル人に金銭的支援を送ること
はまだおきていない。ウイグルではまだ食べることができ、世界では占領や戦争で
食も満足に取れないところもあるからである。 現在の駐日サウジアラビヤ大使は
ウイグル人であるが公式にウイグル人協会の人間とは接点はない。
国と個人との間には大きな違いがあるので、難しいところである。

⑦日本では外国人の労働力確保のための大量移民の話があるが、ウイグル人の場合
はあくまでも 政治難民であって 日本はその政治難民に関しては非常に対応が遅れて
いる現実がある。 ウイグル人もパスポートは中華人民共和国であるので 亡命を
叫んでも認められないのが現実である。 外国人移民と政治難民は違うことを基本に
早く難民受け入れの体制を整備してほしい。

ウイグル人が亡命するトルコでは 中国との政治、経済との関係とはまったく 関係なく
ウイグル人を保護している現実がある。 しかしそれ以外の国連を通じた対応もある
はずである。
しかしながらウイグル人の中には中東の紛争に銃を持って参加しているも のもあると 
聞くが、新疆ウイグルからではなく トルコや旧ソビエトの諸国など移動先から であるか
あるいは 移動途中安全にパスポートをもらう条件に行かされているのか詳細はふめいである。

以上