パルデンの会

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事故の山北キャンプ場 中州は違法造成か「事故でなく人災」


実は近隣(下流中川温泉付近)は丹沢湖(ダム)ができる前 大規模な
山崩れ、鉄砲水に襲われ、神奈川の水がめだけではなく 治水ということで
ダムが構築された。 そのため首都圏から 東名高速を利用して、簡単に
アウトドアとくに車によるキャンピングという分野で90年代から大きく
変化してきたところである。 しかしながら水がめである以上 川上では
たくさんの雨が降り 出水するのもとうぜんである。
そして その水は 飲料水、工業用水、発電に使われている。
キャンプ場は川の中州というが 川は公共のもので個人のものではない。
しかしながら川が蛇行するので古い地権者が存在し、川の中に私有地が存在
することがある。 今回はこのケースかもしれない。
飲料水の川に 車を持ち込み、 トイレを設置するなど この業者が
やっていることは 人道に反することだと気づいていないのだろうか?
今回 キャンプに来た一家が遭難したが、使うほうは
こういうことがおきると思っていない。 しかし自治体、近隣の業者、
周りの地域住民は その怖さを感じていたみたいだ。

この キャンプ場をテレビで放映したり 記事を載せたアウトドア雑誌
責任者出て来い!!
安易なキャンプ場に 人と災害を招いたのは お前たちだ!!




事故の山北キャンプ場 中州は違法造成か「事故でなく人災」

カナロコ by 神奈川新聞 8月3日(日)7時3分配信

 母子3人が川に流され死亡したキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」にある中州を、経営する業者が再三にわたり河川法に違反し人工的に造った可能性があることが2日、分かった。工事を目撃していた近隣住民は「危険性とともに違法性を県に何度も指摘してきた。事故はもはや人災だ」と話す。河川を管轄する県の県西土木事務所(開成町吉田島)は「刑事告訴も視野に調査する」としている。


◇県「刑事告訴視野に調査」
「これは自然災害なんかじゃない」。近くでキャンプ場を営む男性(57)は中州を造成したキャンプ場管理者や、違法な造成を放置していた県への憤りをあらわにした。

男性によると、大森さん一家がキャンプしていた中州はもともと、現在よりも小さかったが、キャンプ場が砂利を盛って拡大させた「人工の中州」といい、周囲のキャンプサイトよりも地盤面が低い。川の増水で中州が削られると、重機で再び砂利を盛って修復していたという。増水に弱い中州という危険性を常にはらむが、四輪駆動車で浅瀬から入れるキャンプサイト「アドベンチャーゾーン」として開設されていた。

河川法では、河川区域内での掘削や盛り土など、土地形状を変更する行為には許可が必要と規定。無許可で形状変更した場合には1年以下の懲役または50万円以下の罰金と定めている。

男性は度々、県に危険性と違法性を伝えていただけに、「管理者の危険性への認識が低かったのだろうが、行政にも早く対応してもらいたかった。事故は起こるべくして起きた」と残念がる。

現場の河川を管理する同事務所によると、この中州をめぐり、業者は2008年4月以降、繰り返し許可を得ずに土砂を搬入。川の流れを変えるなどし、11年8月までに少なくとも延べ6回の是正指導を受けていた。

このほかにも、中州周辺のキャンプサイトに許可を得ずに設置してあるトイレや浄化槽、自動販売機、洗い場なども無許可の工作物設置を禁じる河川法に違反するという。12年3月には同事務所から是正指導より重い行政命令を受けているが、業者はこれに従わず取り消し請求を行い、現在は法廷係争に発展している。

同事務所は、「重大な事故が発生し、結果的に指導が甘かったと認識している。河川法を厳密に適用し刑事手続きも視野に入れ検証、調査する」としている。