パルデンの会

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<「正恩氏暗殺」題材米映画/脅迫文で公開中止>


アメリカで簡単に映画の上映を取りやめた事に驚いたが、それが日系企業であるソニーが決めたことにも驚いた。


勝谷誠彦の有料ブログより転載

ソニーという企業は業績と一緒に誇りまで捨ててしまったのか。
いや、誇りを失ったから凋落しているのかも知れない。

 <「正恩氏暗殺」題材米映画/脅迫文で公開中止>

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014121802000266.html
<米映画会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは十七日、
北朝鮮金正恩第一書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開中止を決めた。映画館へのテロ攻撃を予告する脅迫文がインターネット上に出たことを受けた措置。
映画は二十五日に全米で公開予定だった。米メディアによると、
十六日に「テロ映画を面白がる者には悲惨な運命が待っている。二〇〇一年九月十一日を思い出せ」とする脅迫文がネット上に掲載された。
大手の映画館チェーンが次々に一般公開の中止を決定。
ソニーは声明で「多くの映画館が上映しないと決めたことを考慮した。従業員や客の安全を守る必要がある」と述べた。映画は、米中央情報局(CIA)が金氏へのインタビューを取り付けたトークショー番組の司会者らに金氏の暗殺を依頼する内容。>
これはないでしょう。「親会社」
であるソニーとそれが本社を置く日本国の信頼まで捨てる行為だと私は思う。しかも、本社の介入がハッキングによってバレてしまった。
<情報ダダ漏れ ハリウッドと金正恩を敵にしたソニーの末路>
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155836
<大規模なサイバーテロに見舞われたソニー・ピクチャーズの「
マル秘」情報流出が止まらない。親会社ソニー平井一夫社長が「畑違い」の映画の描写を巡って現場介入していたことまでバレてしまった。
ソニーはテロに絶対に屈しないという自由主義諸国の価値観を敵に
まわしたのだ。
<「表現の自由への脅迫」、
北朝鮮風刺作の公開中止で米俳優ら反発>
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPKBN0JW0HL20141218
ソニーの米映画子会社が、
北朝鮮金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開を17日中止したことに対し、ハリウッドから怒りの声が上がっている。>
ソニー失地回復ができるとすれば、
動画で無料配信をすることだろう。ウェブを使った攻撃にはウェブで対抗するのである。ところが。
ソニーは、「ザ・インタビュー」をDVDやオンデマンド、
ストリーミングなどで公開する計画はないとしている。>
事前にこんなことを発表すること自体が、もう屈辱、
いや国辱と言っていい。

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発行:株式会社 世論社

正恩氏映画中止「テロに屈した」 米で批判の声

2014年12月19日05時00分

http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20141219000353_commL.jpg公開中止が決まった映画「The Interview」の提供写真。中央の男性が、金正恩第1書記役を演じる韓国系俳優ランドル・パク=AP

 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は17日、北朝鮮金正恩(キムジョンウン)第1書記の暗殺を描いたコメディー映画について、劇場の公開を中止すると発表した。映画館へのテロ攻撃の脅迫を受けた措置だが、「表現の自由がテロに屈した危険な前例になる」と批判の声が上がるなど波紋が広がっている。
 問題の映画は「The Interview」。当初は25日に全米公開される予定だったが、北朝鮮との関連が指摘されているハッカー集団が16日、映画館を狙ってテロ攻撃をするとの脅迫をネットに公開。SPEはいったん上映を劇場の判断に委ねるとしたが、中止を決める劇場が相次ぎ、公開自体のとりやめに追い込まれた。
 SPEの決定は波紋を広げている。
 この映画の出演俳優と親しい映画監督ジャド・アパトー氏はツイッターで「どんな映画でも、匿名の脅迫があれば引っ込めるのか」と苦言。ロサンゼルス・タイムズの取材に「我々のコミュニティーは、表現の自由に基づいている。誰かがネット上に何か投稿するたびに自ら抑圧するのか。暗い将来だ」と語った。
 ニューヨーク・デイリーニューズは社説で「9・11(の同時多発テロ)以来初めて、米国はテロリストに勝利を許した」と述べ、ソニーが映画をネット上で無料公開すべきだ、と呼びかけた。SPEは17日、「我々は映画制作者と、その表現の自由の権利を支持しており、こうした結果になったことは非常に残念だ」との声明を出した。
 ■ソニー側、事前に修正 現地報道
 一方、流出したSPEの社内メールから、ソニー幹部がサイバー攻撃に遭う前から、映画の内容に懸念を持ち、内容を修正していたことが明らかになった。

 米ウォールストリート・ジャーナルなどによると、映画の終盤で金正恩氏の頭部が爆破されるシーンがあったが、この部分について、ソニー平井一夫社長がSPE幹部へのメールで「火がついた髪や骸骨の描写をなくす」といった細部の修正を指示。SPE幹部は監督に対し「25年間、ソニー本社が制作に介入したことはなかった」と、異例の措置として修正に応じるように求めていた。監督は一部の修正に応じ、SPE幹部は「顔が溶ける描写がなくなり、髪の毛の火も小さくなって、頭の爆発も見えにくくなった」と平井社長に報告。平井社長はさらに、米国外ではこのシーンを削ることを求めたとしている。

 ソニー広報は平井社長のものとされるメールについて「コメントは控える」としている。
 (中井大助=ニューヨーク、宮地ゆう=サンフランシスコ、高木真也)
 <SPE情報流出事件> 11月24日、SPEがハッカー集団の攻撃を受けた。従業員などの個人情報が大量に流出したため、12月15日には、元従業員らが同社の情報管理に問題があったとして、損害賠償を求める集団訴訟をロサンゼルス連邦地裁に起こした。米メディアは17日、米司法省は攻撃に北朝鮮が中心的に関与したと判断した、と報じた。