パルデンの会

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マイケル・ヨン氏が来日!




 
愛国女性のつどい花時計代表でもあるマダムが思った事など書いています。
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 224日、アメリカ人ジャーナリスト、マイケル・ヨン氏が来日して講演会を開きました。これまで雑誌「WILL」などで日本の読者には既に知られている人なので、かなり多くの聴衆が集まっていました。壇上に現れたマイケル氏はちょっとおどけて客席に向けてカメラを構えて見せて「皆さん、有り難うございます。私はカメラマンでもあるんですよ」と話し始めました。
 マイケル・ヨン氏は米軍の特殊部隊を退役後、世界約70ヵ国を旅したそうです。事業家として成功したあとジャーナリストに転身、1999年に最初の著作を出しています。9.11同時多発テロのあと、イラクアフガニスタンで米軍の戦いを取材して多くの記事を書いてきました。「慰安婦問題」と出会ったのはタイにいた時だったそうです。以来、アメリカのグランデルへ行ったり、フィリピンに行ったりしながら「慰安婦問題」を取材してきました。
 マイケル・ヨン氏はがっちりした体格で見るからに精力的な感じでした。でも笑顔がとても愛嬌があり、人柄の暖かさが伝わってきました「最 初は慰安婦問題は小さな問題に過ぎないと思っていました。でもいろいろ調べていくうちに,慰安婦問題の背景にはもっと大きなものがあるのではないか、と思 うようになりました」。「これはおかしい、常識的に考えてこれは作り話だ、と直感しました」。「もし強制連行された女性が20万 人もいたら、もっと多くの目撃者がいなければなりません。つれて行かれる女性には父親も兄弟もいたはずなのに、なぜ彼らは日本軍に立ち向かわなかったので しょうか?」「もし軍隊が女性を拉致したのなら、軍はその女性を食べさせなければならないし,監視しなければなりません。日本軍のような洗練された軍隊が そんなことをするはずがありません」。
 
 
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マイケル・ヨン氏の今回の講演のテーマは「IWG」調査団の報告書を読んだ結果の報告でした。IWG(=Interagency Working Group)調査団とは正式名称を「ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班」と言います。アメリカ国防総省国務省、中央情報局(CIA)、連邦捜査局FBI)の未公開の公式文書を調査団は8年かけて点検したそうで、調査対象になった文書はなんと! 計850万ページに及ぶそうです。うち日本の戦争犯罪に関わる文書は142千ページもあったそうです。気が遠くなるほど膨大な量です。しかし、アメリカ政府が3000万ドルもの巨額な予算を組んで行なった調査の結果、「慰安婦」に関わる戦争犯罪や女性の「組織的奴隷化」があったことを裏付ける文書はまったく発見されなかったそうです。調査団の努力は徒労に終わったわけですね~
 調査団は当初「慰安婦」「南京大虐殺」「731部隊」など、旧日本軍の戦争犯罪の証拠を見つけるという明確な目的意識を持っていたそうです。日本人ではなくアメリカ人が、それも日本に対する悪意を持った人たちが目を皿のようにして調査しても何一つ見つからなかったのです。日本のマスコミはなぜこのことを報道しないのでしょうか?
 マイケル・ヨン氏は「皆さん、IWG報告書を読んでみて下さい。読むといろんなことが分かってきますよ」と繰り返し言っていました。しかし、なにせ膨大な量です。あれを訳すには膨大な時間と労力がかかるでしょう。どなたか訳す人はいらっしゃらないでしょうか?
 慰安婦問題は作り話だ、と見抜いたのはマイケル・ヨン氏の軍人としての常識と直感力でした。なぜ日本の学者やジャーナリスト、進歩的文化人と称する人たちにはこの常識と直感力が欠けているのか,本当に不思議ですね