17日地震は回避できそうであるが、
新しい情報に注目、やはり富士山が キーポイントかも
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南海トラフ地震を引き起こす活断層帯を特定 「富士山から海へ続いていた!」
2016年05月19日 18時55分
南海トラフで巨大地震が発生した場合に、連動して大きな被害をもたらすおそれがある富士川河口の断層帯について、産業技術総合研究所のグループが正確な位置を突き止めた。国内でも最もズレ幅が大きい断層のひとつが特定されたことで、今後の減災計画への寄与が期待される。
この結果、富士川河口断層帯が陸から海へ連続して伸びている事実が明らかになり、南海トラフとの位置関係も判明した。フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界である南海トラフでは、マグニチュード9を超える大地震の発生が予測されており、この東端部分は、駿河湾奥につながる「駿河トラフ」と呼ばれている。
今回の研究により、駿河湾のプレート境界にある富士川河口断層帯が幅5キロの間に、少なくとも4つの活断層から構成され、それぞれの断層の活動は、陸と海で異なることが判明した。研究グループは「これらの地質情報を利用して、減災対策や施設の建設計画に役立ててほしい」と期待している。
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