愛知の高校生ら219人、食中毒症状 修学旅行先の沖縄
朝日新聞デジタル 6月7日(火)20時13分配信
沖縄県名護市の観光施設「OKINAWAフルーツらんど」で5月下旬に昼食を取った愛知県の高校生218人と教員1人が、嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状を訴えた。沖縄県生活衛生課が7日、発表した。全員快方に向かっているという。
生活衛生課によると、高校は5月22~24日、沖縄県内を修学旅行で訪れた。26日に生徒30人が食中毒症状を訴え、16人の便から腸内細菌エシェリキア・アルバーティーが検出された。症状を訴えた人は計219人になった。この菌は2003年に発表された新種で、国内で食中毒症状が出たのは7例目。県北部保健所は、23日に同施設で食べた「ニガナの白あえ」が原因だったとして、6月7、8日の営業停止を命じた。
「体によい」と勧められ…間違えて有毒のゴボウ食べ、40代男性が食中毒 姫路
産経新聞 6月11日(土)8時33分配信
兵庫県姫路市保健所は10日、同市内の40代の男性会社員が、ヤマゴボウの一種で有毒植物の「ヨウシュヤマゴボウ」を食べ、めまいや下痢などの食中毒症状を訴えて救急搬送されたと発表した。命に別条はないが現在も入院しているという。
同保健所によると、男性は4日午前11時ごろ、職場の敷地内に自生していたヨウシュヤマゴボウの根を食べた。知人に「体によい」と勧められた植物と間違って、根を生のまま食べたと話しているという。厚生労働省はヨウシュヤマゴボウの根や実を有毒植物に指定している。
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