パルデンの会

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中国政府がチベット自治区の銀行業に優遇策

チベット人にとって良い政策か? それともチベット人から土地の総取りを考えているのか?
知識人の判断を仰ぎたい。

中国政府がチベット自治区の銀行業に優遇策

2016.8.11 05:00 産経新聞


http://www.sankeibiz.jp/images/news/160811/mcb1608110500001-f1.jpg
北京で5月下旬に開催された国際貿易の展示会で並んだ、チベット自治区
企業が出品した茶や健康食品などの商品。銀行は特別な優遇策で同自治区
経済発展を後押ししている(AP)【拡大】
 “世界の屋根”と呼ばれる中国のチベット自治区で、銀行業が急成長している。
 中国銀行業監督管理委員会チベット監督管理局(チベット銀監局)の李明肖局長は先頃行われた定例会見で、中国政府が融資利率の優遇や金利差の補填(ほてん)、総合費用の補助など、チベット銀行業に対して支援や優遇政策を実施していることを明らかにした。
 李局長によると、チベット自治区の融資利率は全国平均より2ポイント低く、金利差による損失は優遇政策に基づき中国政府が補填している。これにより、同自治区企業と個人の利息負担は年間で4億元(約60億9600万円)余り軽減されているという。

 今年5月末現在、建設や電力、ガス、交通など5大融資支援産業に対する同自治区銀行業の融資残高は計1686億元に達し、年初より256億元増加した。小規模・零細企業への融資残高は487億元、農家や農村企業への融資残高は598億元、貧困扶助金利補助融資の残高は412億元で、それぞれ10年末に比べて20倍、20倍、30倍となった。

 貧困扶助融資の伸びが最も顕著で、中国農業銀行チベット支店が融資元のトップ。同支店は自治区内の貧困家庭59万世帯に対し、5月末までに計305億元を融資。同支店の三農(農業・農村・農民)金融サービス拠点は4155カ所。過去3年間で2200カ所余り増え、80%の行政村をカバーしている。(中国新聞社)