パルデンの会

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買い物天国だった香港でも爆買いが「突然死」 反腐敗キャンペーンと外貨持ち出し規制が大きく影響

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)10月19日(水曜日)弐
        通算第5066号
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買い物天国だった香港でも爆買いが「突然死」
反腐敗キャンペーンと外貨持ち出し規制が大きく影響

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 香港の「パシフィック・パレス」といえば、
外国ブランドの豪華製品を扱う旗艦店が集中するショッピングビルとして有名である。
 日本橋三越新宿伊勢丹を合わせたような場所である。

 この旗艦店でブランド品の売り上げは50%
減というから落下状態だ。
 香港人が好きなブランドは旧英国植民地の影響もあって「
バーバリ」だが、売り上げは二桁の激減に見舞われた。

 「香港にやってくる中国大陸からの旅客は9・2%減少だが、
買い物は22・5%の激減ぶりを示した」(サウスチャイナモーニングポスト、10月19日)。
 香港の失速がこれからの中国の経済を占う上で、
かなり鮮明にバロメータとなる。香港の不動産価格は、中国共産党の特権階級が豪邸を買いまくって、価格がつり上げってきたが、天井をつけたあと、暴落に転じた。

 香港の産業は金融、不動産、
そして観光に付随しての小売りである。
この三つの基幹産業の、どれもが駄目になりつつあり、
香港経済の先行きは灰色、そういえば隣接のマカオの賭博場も博徒の客が半減した。

カジノホテルの多くはファミリーを当て込んだリゾートに改装した
り、ターゲットを切り替えたりしているが、リゾートなら海南島のほうが規模が大きく、また目玉だった香港ディズニーもアトラクションが少ないのに料金がたかく不人気だった。上海ディズニーランドが開園したため、大陸からの客が、これまた激減中だ。
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