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中国強硬派は「脳の一部が欠如」=ダライ・ラマ14世

World | 2017年 03月 7日 17:33 JST

中国強硬派は「脳の一部が欠如」=ダライ・ラマ14世

北京 6日 ロイター] - 亡命中のチベット仏教の精神的指導者、ダライ・ラマ14世は、今週放映されたインタビューで、中国の強硬派は脳の一部が欠けていると発言した。チベット仏教の拠点となっているインド北部のダラムサラで、人気コメディアンのジョン・オリバー氏に語った。
ダライ・ラマは、自分が最後のダライ・ラマになる可能性があると発言。「その可能性は極めて高い。そうなるとしたら、大変幸せに思う」と語った。
チベット仏教では、ダライ・ラマの死去とともにその魂が継承者となる子供の身体に宿り、生まれ変わりが起きると信じられている。
一方、中国は、歴代の皇帝よりの遺産として、共産党指導部がダライ・ラマ継承者を承認する権利を持つと主張している。
ダライ・ラマは、中国が独自に継承者を指名することを懸念しているかとの質問に、そうなればばかげたことだと言明。「われわれの脳には通常、常識を創造する力が備わっている。中国強硬派は、脳のその部分が欠如している」と述べた。
中国外務省のコメントは得られていない。

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