◆このチャンスをものにしたい
臣、参議院議員)
皆様、こんばんは。急なお声かけだったと思いますが、このように多くの皆様
にお集まりいただき、ありがたいことだと思っています。
から既に40年が過ぎています。横田ご夫妻がまだずっとお若い感じの時、テレ
ビに出て、「めぐみさんをどなたか見つけたらお知らせください」という訴えを
なさっていた。そのテレビを見たことがあります。
1988年には、梶山(静六)国家公安委員長が、多くの若者が姿を消してい
る問題について、「北朝鮮が絡んでいる可能性が濃厚である」と言う発言を国会
でされています。にも拘わらず、まだその後若者たちが拉致され、被害者の家族
の方々が、そんな思いでテレビで自分のお嬢さんの行方を探していた。
なんとも言えず辛い。なぜ日本は拉致された被害者を、徹底して最初から救出
にあたってこなかったのか。独立国家じゃないじゃないかという思いで、ずっと
この問題に関わってきました。
先生方が既に色々お話してくださっていますので、私からは米朝協議の共同声
明を読んだ時の直観と言ったらいいのか、政府にはいっていませんのできちんと
した情報を持っていませんが、あの共同声明を読んだ時の印象を申し上げたいと
思います。
米朝はいくつかのテーマを声明に入れていますが、4つのことが掲げられてい
れましたが、まさにその通りで、この共同声明は非常に曖昧模糊とした声明だと
思っています。
ただ、トランプさんの立場に立って考えると、アる意味でわかりやすいことを
主張していると思っています。声明の4つの項目の内、トランプさんがはっきり
従って、新しい米朝関係を樹立する」という最初の1項目だけと感じました。
トランプさんが関心があるのは、休戦協定を平和協定に変える、この点だけで
はないかと思いました。
2番目は、「平和体制を築くために協力して取り組む」と書いてありますが、
この「協力して取り組む」というのは現在形で、また意思があるように見えます
が、英語で読むと、「will joineffort」で、一緒に努力していくでしょうとあ
ります。大統領が本気でこれをやるという意思が全く伝わってこない文章です。
3番目は、「半島の完全な非核化に向けて取り組む」とありますが、これも
「worktoward」で、その方向に向かって働いて、動いていきましょうというこ
とで、「働きます」ではないんです。
4番目は遺骨の問題です。この4つの項目を見ると、トランプ大統領の関心は、
休戦協定を平和協定に変えることでしかないのではないかと、直観ですので確信
はないのですが、そのように読み取れるところがあります。
そうであれば日本はどうしたらいいのか。私が(拉致を)担当していた時は、
さい」とお願いをしました。
その時、ブレーンの方は、「そんなことは」と言うかと思っていましたら、決
してそうではなく、「pressure us,pressure us」と、もっとアメリカに圧力を
かけろとおっしゃってくださいました。
あるのであれば、その時に必ず日本の拉致被害者救出ということを条件に入れて
くださいと、アメリカに対して強くお願いをすることも必要だろうと考えていま
す。
がたいことに、安倍総理がこの問題に本当に真剣に取り組んでくださっています
ので、この時を逃してはチャンスはなかろうと思っています。
てくださり、結論まで持っていってくださるようお願いすると同時に、アメリカ
のなかでも、やってくださいと強くお願いしていく必要があると思っています。
核問題については3項目で言っていますように、それほどの関心がないのかな
という思いがあります。アメリカ向けのものは全部取り外せ。後については努力
しましょうみたいな感じでおられるかもしれません。
それほど遠い世界ではない。トランプ大統領は、そんなに悠長な方ではなさそ
うですので、意外と早く動く可能性があると思っています。どうぞ政府の皆様、
そして応援してくださる皆様、このチャンスは決して逃してはならないと思って
います。
どうぞ多くの人々が拉致問題の解決、解決とは私はあまり言いたくなくて、被
害者の帰国に向けて力を合わせ、このチャンスをものにしていきたいと思ってい
ます。被害者のご家族の皆様も、もう少しと思います。どうぞ耐えていてくださ
い。
そして皆さん、くれぐれも宜しくお願いいたします。ありがとうございました
(拍手)。
てくださいました。宜しくお願いします。
◆北朝鮮にとっても今が解決の時期
この問題がいよいよ大きな山場を迎えている中で、極めて意義のある集会だと
私も思っています。3点申し上げたい。
た金正日ではないが故に、この問題を解決するメリットは大きいということを、
いうか、議論の中で、拉致問題の大きな解決の突破口になる可能性がある。率直
に言って、それに大いに期待したい。
彼は自ら手を汚していないんだから、率直に、親父の問題は親父の問題だから
俺が解決するということで行動してほしいと思っています。
行った時に、私は今回行けなかったのですが、アーミテージさんが、「この問題
言った。
今色々な議連が出てきているという話があるが、拉致問題に関して家族会の皆
さんと、今日この場に緊急に集まってきた方々は常に寄り添ってきた仲間です。
救う会もそうです。この問題のために闘ってきた同志、家族会の皆さんがその中
心ですが、その人たちが了解をしない限り、今日この会場に集まっている同志が
了解しない限り、北朝鮮が「これがすべてです」と言っても、それは通用しない
ということを確認したいし、そのことに対して金正恩はきちんと答を出す必要が
あると思っています。
3つ目は、時間との戦いです。我々が前のめりになる必要はないのは当たり前
です。しかし同時に、横田滋さんにしても今リハビリの最中と聞いています。あ
れから何年経っただろうか。先ほどの飯塚さんのお話にもありましたが、今帰国
するならば抱き合うこおができるかもしれない。
私がある人に聞いたら、横田滋さんはめぐみちゃんと抱き合うために、そのた
めに命がけでリハビリをやっている。生きることへの情熱を持ってやっていると
いう話を聞いて、私は大変感銘しました。
私は、今が北朝鮮において最も大きな解決の時であり、この瞬間を逸したら解
決という言葉は絵空事になってしまう。彼らに、日本に対して申し訳ないという
思いが少しでもあるならば、今がその時期であり、これ以上遅れてはならない。
この3点を私は敢えてこの場で申し上げたい。この3点について皆様と共通認
識を持って、だからこそここに加藤大臣もおられますが、政府の関係者、そして
拉致対の石川さん(事務局長)もそこにいる。こういったすべての関係者が全力
をふりしぼって、今要った3点を肝に銘じて、解決のために頑張っていただきた
いと思います。
私も拉致担当大臣を行った一人です。これは政党の問題ではない。安倍さんに
は頑張ってほしい。そして強い日本、それが未来に語り継がれることになるだろ
うと思っています。
今日の集会を通して、共に頑張りましょう。終わります(拍手)。
(3につづく)
貼り付け元 <https://mail.google.com/mail/u/0/#search/%E6%8B%89%E8%87%B4/1645ecd1006a09a3>
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.07.04)被害者の即時一括帰国を!特
別集会報告3
■被害者の即時一括帰国を!特別集会報告3
西岡 ありがとうございました。次に、家族会の皆さんから訴えをいただきたい
と思います。仕事の関係があり、飯塚耕一郎さんに最初にお願いします。
飯塚耕一郎(田口八重子さん長男、家族会事務局次長)
皆さん、こんばんは。確かに6月12日に米朝首脳会談が行われて、トランプ
さんから拉致問題が提起されました。その後2週間ほどですが、色々な報道があ
ります。しかし、なぜこんなに色々な報道が出るのかが分かりません。
プが認知したということです。そして、日本は拉致問題の解決とは、全拉致被害
者の即時一括帰国であるとしています。これは我々がずっと言い続けてきたこと
です。
これを変える必要もないし、薄める必要もないわけです。家族もここにいる皆
さんもそうだと思いますが、誰が調査報告書を求めているのか、誰がそれ以外の
ことを求めているのかということです。
我々は、(家族が)40年間拉致をされ、ずっと辛い思いをしてきた。その我
々が、今単純に家族と再会ができるタイミングだから家族と会いたい気持ちを持っ
ている。だから政府は全拉致被害者の即時一括帰国をするようにお願いしますと
言っているだけです。
変にものごとや考えをこじらせる必要はないと思います。
先生方のお話にありましたが、我々が訪米した時、アーミテージさんが、「拉
ない」と。そして我々ここにいる家族は全員即時一括を求めている。この大前提、
絶対的な定義があるということを、改めてご理解いただければと思います。
また、時間がないというところは避けられない部分があります。しかし、慎重
に物事を見極めていく必要があると思っています。
久々に隣にいる親父の顔を見ましたが、80になった親父の顔を見て、本当に
歳を取ったなと思いますし、早く会わせたいなという気持ちが年々高まります。
ですが、慌てずに、冷静に、親父と八重子さんを今年中に、遅くとも来年中に会
わせることができればと思います。
一番ハードルが低い問題である。この問題に真摯に取り組まなければ北朝鮮を取
り巻く諸問題に果たして彼らが本気で取り組むだろうか」と。
皆さんと共に声をあげていければなと思っています。
引き続き、皆様のご理解とご支援を宜しくお願いいたします(拍手)。
◆喜びの日を一緒に味わっていただきたい
皆さん、こんばんは。お忙しい中、日本の大変なこの問題に対してご協力いた
だき、本当にありがとうございます。多くの方々がいつも全国で見守っていただ
いています。
ただ連れていった子どもを返してくださいと言っているだけのことですが、重
みのある拉致問題ということが国家の中にたくさんあったということが、時代の
流れの中で大きな役割を果たしていることなんだなと考えています。
これは積み残していいことではありません。必ず今このチャンスにたくさんの
子どもたちが帰国できるように、みんなが帰ってきて日本中が「よかったね」と
大きな喜びで沸く日を与えられることを私たちは望んでいます。
向こうにいる被害者の悲しみと残酷さ。ほんとうにむごい中で毎日泣きながら
今日も生きているであろう人たちの人生を、ここで切り替えるくらいの大きな喜
びになると思います。日本国にとっても、非常に大事なことが転換されたことに
なります。
それは国民の皆様方のご支援の中で、ここまで私たちが来られたということで
立証されたことだと思いますので、一刻も早くと思います。
今日は皆様方が本当にいい話をしてくださいました。それぞれが本当のことで
ん。交渉によって持ち上がっていく国ではないので、早く金正恩にこのことが分
かってもらえたらいいな、どうしたらできるんだろうと私たちはいつも思ってい
ました。
それが開かれたのですから、ここが解決のチャンスですので、喜びの日まで引
き続きご支援いただき、一緒に味わっていただきたいと思っています。ありがと
うございます(拍手)。
◆国交正常化や調査委員会の再発足は求めていない
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)
皆様、こんばんは。私からも、ごくシンプルにお話したいと思います。
既にお話がありましたが、私たち家族は、全被害者の即時一括帰国のみを求め
ているわけで、日朝の国交正常化を望んでいるわけでもなく、調査委員会の再発
足を求めているわけでもなく、調査の報告書を求めているわけでもありません。
彼らは加害者ですから、全部分かっているはずです。全被害者がどこにいるか
を分かっているはずですから、即時に日本に返す、また日本以外の国にも被害者
を返すことが彼らの使命だと思っています(拍手)。
ような形で声を高めていたり、経済支援をするべきだということを声高に訴えま
すが、それは論外であり、私たち被害者家族の障害であって、迷惑行為でしかあ
りません(拍手)。本当にその言葉と行動を慎んでほしいと思っています。
一刻を争う問題であり、私の父もそうですが、他にも体調を崩している方が多
くおられます。どうかそのような中で迷惑行為だけは避けていただき、そして安
倍総理には焦ることなく、彼らが譲歩するまで日朝首脳会談の機会を慎重に見極
めていただき、かつこの問題が早急に解決するように日本政府が一丸となって努
力してほしいと思っています。宜しくお願いいたします(拍手)。
◆北朝鮮の今現在の人権問題をメディアがもっと取り上げて
横田哲也(横田めぐみさん弟、家族会事務局次長)
皆様、こんばんは。6月12日の米朝首脳会談を経て、本来であればそれを具
体的にどう進めていくかの実務者協議が行われるべきところ、それすら行われて
いません。そういう状況の中で、拉致問題は全く進展していないように見えます。
ているくらいですから楽観的な面はないのですが、如何にして向こうが拉致に取
り組まざるを得ない状況に持っていくのが大前提だとすると、米朝協議でも議題
としては敢えて扱わなかったのかもしれませんが、人権問題以外ないと思います。
その人権問題に関しては、2014年に(北朝鮮の人権に関する)国連のCO
I(調査委員会)ができました。日本国民ですら、このCOIの内容は具体的に
知るところではないと思いますし、海外の国々の方も知るところが少ないと思い
ます。
今日ここにたくさんのメディアの方がいらっしゃいますので、国連のCOI報
告書に、具体的にどういうことが書かれているのか取り上げていただきたいです
権問題に関する特集を組んでいただいて、その中に日本人拉致事件もあるという
ことを、北朝鮮が嫌がることを取り上げることが、向こうにとってもやらなけれ
ばだめだなということになれば効果的だと思いますので、ご協力をお願いしたい
と思います。以上です(拍手)。
◆安倍さんとトランプさんが解決する
有本明弘(有本恵子さん父)
皆さん、こんばんは。私が思うことを書いてきました。じっくりと読んでくだ
さい。私の予言のようなもので、安倍さんとトランプさんがこのように解決する
と思います。
トランプさんが大統領になって1年半になります。誕生以来すごい人が出てき
たと思っていました。こんな大統領はアメリカにいないんです。空母をドーンと
持っていった。
家に生まれ変わる」と言ったら、すべて終わりになります。一人の血も流さずに
すむんです。
安倍さんとトランプさんはそういうことも腹の中に入れて取り組んでいると思っ
ています。私たちはテロ国家で非常に苦しんできた。しかし、アメリカの武力が
背景にあれば解決すると思っていました(拍手)。
【有本さん配布資料】
1988年9月、北海道の石岡さんの自宅にポーランド経由の手紙が届きました。
この手紙には、「3人一緒に北朝鮮で助け合って生活をしています。生活費も
この国より支給されて生活しています」といった文章で、「長い間連絡の出来な
かった事をお許し下さい」との内容の手紙でありました。
子供たちが北朝鮮に居るという確実な証拠が日本国内に入った事は、当時の安
倍事務所の飯塚秘書と家内が一緒に警察庁と外務省に資料を持って行き提出しま
ています。
しかし、1990年自社両党訪朝団とマスコミも書いた、金丸・田辺訪朝団は日本
人拉致を無視した外交でありました。
そして次は小泉訪朝であります。「5人生存8人死亡」と北朝鮮に言われ、生存
者5人とその子供達らを返して来ましたが現在まで、以上の結果しかありません。
定しました。北朝鮮は、大きな国家犯罪を実行しても認める事はありません。
ました。しかし、その後の行動は嘘の固まりで話し合うことも出来ない国になっ
ています。
この様な親子三代にわたるテロ・人権無視・嘘の固まりの様な国が核を所有す
威だけを軍や国民に植え込んで来た事実を認識するとともに、核の放棄だけでな
く平和国家として今後何十年間国民と共に生き残る道を考えなければなりません。
家に生まれ変わる事を世界に発信しなければならないのです。トランプ大統領は、
た。
であり、金正恩は軍や国民に対しても平和国家に生まれ変わることを発表するべ
きです。それが朝鮮半島及び北東アジアの平和が何十年と続く基になると、金正
恩が知ることが重要になるのです。
そのためにも米国との大戦に敗れ復興を成し遂げた歴史を持つ日本国の安倍総
て「天の声」となるのです。
◆ふみにじられた40年
本間 勝(田口八重子さん兄)
皆さんこんばんは。八重子が失踪した日が今日、6月29日です。これは北朝