パルデンの会

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玉城デニー氏は、知事選に出馬するか?

琉球新報沖縄タイムスを糺す県民・国民の会 

より転載

「メルマガ第177号」2018年8月23日

玉城デニー氏は、知事選に出馬するか?


沖縄県知事選挙は、8月8日に翁長雄志知事が死去したことに伴い、2018年9月13日告示、9月30日投開票が予定されています。
知事の死去以前、保守側の知事候補は保守分裂の危機に晒されましたが、最終的に自民党が公認した宜野湾市長の佐喜真淳氏に一本化することが決まりました。

ところが、革新側候補者は、翁長氏の死後に行われた11日に「県民大会」で、「命を削って国と戦った知事の遺志を継ごう」などと勇ましいかけ声が飛び交いましたが、自分から「後継者」として売り込む候補者は1人も出てきませんでした。

沖縄2紙は、翁長知事のことを「志半ばで戦死した悲劇の知事」「知事は安倍政権に殺された」などと報道し、知事の神格化を図りました。

新聞報道で、次々と知事候補の名が出てきましたが、不思議なことに自分こそ翁長知事の後継者として、立候補に意欲を示す人はいませんでした。

知事の死去以後、知事選の候補者として新聞に名を連ねた人物を列挙しますと、思いつくだけでもこうなります。

謝花副知事、城間那覇市長、糸数慶子参院議員、稲嶺進前名護市長、呉屋金秀グループ会長、富川副知事、赤嶺昇県議など。

ところが、「オール沖縄」側が知事選の候補者で難航していた時、突然「神の声」が天から舞い降りてきました。

翁長氏が亡くなる数日前に録音されたとされる音声データが翁長知事の「遺言」として報道されたのです。

「音声」データには、知事の後継として金秀グループ会長の呉屋守将氏と衆院議員の玉城デニー氏(沖縄3区、自由党)の2人の名前が挙がっていたそうです。

しかし、不思議なことに、こんな重要な「遺言」であるにもかかわらず、調整会議のメンバーのうち、音源を聞いたのは新里米吉県議会議長1人だけだというのです。

18日に「音源」の存在が明らかになるや否や、調整会議は「遺言があった」とし、候補者選考は白紙の戻ってしまいました。 しかも音源を確認したとされる新里氏は「他に迷惑が掛かる」という理由で、音源の公開を拒否しました。

「遺言」の報道に対し、呉屋氏は19日出馬を固辞し、玉城氏を支持する意向を調整会議幹部に伝えた。

調整会議幹部はその後、沖縄市内で玉城氏と面会してこうした経緯を説明し、玉城氏に出馬の決断を強く促したそうです。

玉城氏は19日夜、沖縄市内で記者団に対し、翁長氏の後継指名について「これ以上身に余るものはない。本当に重いと受け止めている」と語り、前向きな姿勢を伝え、23日までに態度を明確にするとのことでした。 ところが23日げんざい、玉城氏は「出馬表明の先送り」が報じられています。

調整会議に出馬を要請されたとき、玉城氏は、4年前の「オール沖縄」の枠組みが維持できることを出馬の条件としています。


本来、翁長氏の急死を受けて後継候補者選びは、混乱が予想されていました。

しかし、混乱の最中 たった二日間で玉城デニー氏が後継候補に指名されることになったのです。

ところが、この翁長氏の音声データが存在しなかったのではないかとの疑惑が浮上し、「オール沖縄内部で混乱が生じているのです。

翁長知事の「遺言」を示す重要な「音源」なら、「遺言」の信憑性を示すため、調整会議メンバーや少なくとも当事者である玉城氏には開示するのが筋だと思うのですが、新里氏の頑なに「非開示」の姿勢は変わりません。

しかし、沖縄県議会議長でもある新里米吉氏は、行き掛かり上公開しなければ、自身の信頼や後継候補者のイメージも失墜しかねません。

案の定、SNSではこの話題が急速に広がっています。


▼▼ 引用 ▼▼▼

https://twitter.com/ikuyuk/status/1031365187536736256
にこ( ´ω` )
@ikuyuk
・翁長氏の親族に「近い」人物が
・17日に(死去は8日)
・音声データの存在を新里氏(県議会議長)に伝えた
・聞いたのは新里氏のみ
・直接聞きたいと申し出る声はなかった
・新里氏「細かいことは言いたくない」
想像の1万倍うさん臭い話だが…誰も突っ込まないのだろうか
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https://twitter.com/ikuyuk/status/1031733838731300864
にこ( ´ω` )
@ikuyuk
・会派おきなわ、音声開示を認められず
・開示ない限り、候補者選考の「調整会議」参加見送る
・同会派赤嶺氏「秘密裏に進めるのはよくない。あまりにも不透明だ」
・調整会議を離脱する可能性にも言及
翁長氏を支えたかりゆしグループは自主投票方針表明、どうなりますか…
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https://twitter.com/yodakeiji/status/1031716021848047616
依田啓示
@yodakeiji
笑ってしまう!
とうとう自称 #オール沖縄 が瓦解し始めた。翁長氏の「遺言捏造」疑惑が浮上し、音源を聞かせなければ離脱する!と脅し始めた。無理もない。音源聞いたのは一人だけ。ある意味先月の自民党県連の不透明で独裁的な「選考過程」と似ている。「もっと赤いのを出せ!」という意見も多勢

▲▲ 引用ここまで ▲▲▲


ところで、玉城氏が出馬の条件とした「オール沖縄」の枠組みのうち、公明党は既に佐喜真候補と政策協定をくんでおり、オール沖縄から脱落しています。

さらに、金秀グループの呉屋会長とかりゆしグループの平良会長は共に「オール沖縄」の共同代表を辞任しており、特に玉城氏が呉屋会長に対本部長に就くことの打診も有ったが断ったとのこと。

金秀グループは前回の県知事選では名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」の立場で翁長氏を支援。 呉屋氏は選挙対策本部長として、保守・革新を纏め翁長氏当選に貢献しました。 

しかし、今回呉屋氏が、玉城氏の対本部長を断った事実は、玉城氏が出馬の条件にした「オール沖縄」の屋台骨が空中分解していることを意味します。

公明党の「寝返り」と呉屋会長の「選対本部長の固辞」



この2件は玉城氏の知事選出馬の目算が崩れたことを意味しています。

これで、玉城氏の出馬は絶望的になりました。


【おまけ】

「遺言サギ」の仕掛け人か?

<疑惑の張本人、沖縄県議会の新里米吉議長>

沖縄県議会の新里米吉議長は、翁長氏の音声データを責任を以って公開すべきです!

マスコミも、後継候補が決まったとお祭り騒ぎをする前に、音声データの真贋を見極めるべきです!

もし、音声データが嘘だったことがバレた時、「オール沖縄」は完全に崩壊するでしょう。

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 最後まで読んで頂きありがとうございます!
 See you next week!
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