チベットと四川の間で土砂崩れ発生、緊急支援態勢発動
2018-10-13 14:09 CRI
チベット自治区側、JOMDA県
四川省白玉県 側
四川省とチベット自治区の防災当局によりますと、11日午前7時頃、チベット自治区ジョムダ県と四川省白玉県の間で土砂崩れが発生し、金沙江の流れがせき止められて土砂ダムが形成されました。被害の状況は現在確認中とのことです。(雲、森)
金沙江(きんさこう,拼音: Jīnshā Jiāng)は長江上流部の名称。青海省西部の崑崙(こんろん)山脈中に発源し、チベットと四川省の境を南下して雲南に入り、東転して四川省を流れ、宜賓(ぎひん)で岷江(びんこう)と合流して長江となる。この名は川から砂金がとれることによる。明の宋応星は《天工開物》で、〈水中からとれる金〉は麗水すなわち金沙江の数ヵ所にのぼることを指摘している。
なお、ディチュ河(チベット語: འབྲི་ཆུ ワイリー拡張方式のチベット語表記: 'bri chu)は、チベット高原の中央部を、西から横断し、東南方向へ流れる長江のチベット語名。金沙江と区間は完全には一致していない。
青海省西部で発した後、南の崑崙山脈へ向かい、青海省とチベット(西蔵)自治区の境界をなすタンラ山脈の北麓を流れ、チベット東部のカム地方を東西に二分している。東経97度、北緯27-37度付近では、中国の行政区分でいう「西蔵自治区」と「四川省」の境界となっている