パルデンの会

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米軍機事故 報道2社を読み比べる

追追伸:12/9 13:00

追伸:12/6 18:00

今回の事故は 夜中に給油機KC-130が F-18に夜間給油する訓練中に接触が起きたみたいである。  真っ暗な中での40~50cmの的に向けての給油は 離着陸よりももっと難しいのであろう。 以前沖縄で 墜落したオスプレーも KC-130との給油中に問題があり、損傷を起こして無事に機体を海面に着地させたが大破し、死傷者も出たようだ。
左翼は言う: 「だから 米軍や軍隊はいらな
        いんだ!!!!」
我々は言いたい: 「それは違う」 
        彼らや自衛隊が国を守るために
        犠牲になってしまった事は、
        残念なことだが、
   彼らの日ごろの訓練を見せるだけで支那
   共産党が未だに、南シナ海の覇権を
   取ることができずにいることを、
   我々は感謝し、日々に安全な生活は
   彼らの抑止力があってのことだと
   実感しています。 
   どうか全員が早く見つかるように
   お祈りしております。





軍用機、なぜわざわざ空中で給油? 日本周辺、2年で事故2件それでも実施するワケ
2018年12月08日 06時20分 乗りものニュー


軍用機の空中給油には、事故のリスクがあります。にもかかわらずなぜ、わざわざ空中で実施するのでしょうか。また空中給油の事故、地上への影響を過度に心配する必要はありません。
空中給油中の事故発生、2機が墜落
2018年12月6日(木)の午前1時40分ごろ、高知県室戸岬沖の太平洋上において、アメリ海兵隊の複座戦闘機F/A-18D「ホーネット」、同じくアメリ海兵隊の空中給油機KC-130J「スーパーハーキュリーズ」の2機が墜落、両機の乗員7名が行方不明になる事故が発生しました。
これを受けて米軍および自衛隊による捜索救難が行われ、同日正午ころまでにF/A-18Dの乗員2名を自衛隊機が救助、残念ながら1名は殉職しましたが、12月7日(金)現在もなお、KC-130Jの乗員5名の捜索が続いています。
事故の原因は調査中であり、明らかにされていない要素もあるため断定することはできませんが、戦闘機と空中給油機の2機が墜落した原因は夜間空中給油訓練において、不意に接触したのではないかと見られます。
日本周辺における、空中給油にかかわる重大事故としては、ちょうど2年前の2016年12月13日、沖縄沖東の海上においてアメリ海兵隊のMV-22B「オスプレイ」がKC-130と接触し、MV-22Bが不時着大破するという事故があったばかりです。
またF/A-18DとMV-22Bはどちらも、漏斗を逆さにした形状の「ドローグ」と呼ばれる給油機側の給油装置に対して、「プローブ」と呼ばれる受油装置を差し込むことで接続する、比較的難易度の高い空中給油方式を採用しています。よって、今回のF/A-18Dと2年前のMV-22Bの事故を結び付けて報じるメディアもあるようです。
事故は起きるだろうけど心配ない理由
しかし、MV-22Bの事故ではプロップローター(プロペラ)が空中給油機側のドローグおよびホースを巻き込み損傷、MV-22Bは操縦可能な状態を保ったまま不時着し、KC-130は無事着陸しています。ジェット戦闘機であるF/A-18Dでは原理上MV-22Bのような巻き込みは発生しえないため、両事故における関連性は考えられません。
とはいえ2年という短い期間において、日本周辺で連続して、おそらく空中給油に起因する事故が発生したことは事実です。基地周辺などにおいて、地上に被害がおよぶ懸念はないのでしょうか。
結論としては今後、空中給油中において事故が発生したとしても、それが直接的に地上へ被害を与える可能性はほぼ無いと言えます。
なぜならば、空中給油訓練はもともと衝突のリスクなどを勘案した上で、人口密集地の上空で行われることは無いからです。実際MV-22B、F/A-18Dどちらの事故も、日本の領海、領空の外であり、どの国にも属さない国際領域において発生しています。
この原則はかなり徹底されており、航空ショーなどイベントにおいて空中給油の展示飛行を行う場合においてさえ、空中給油を模擬することはあっても、あくまである程度接近した「編隊飛行」にとどめ、実際に燃料を送り込める物理的に接続された状態とされることはまずありません。
そのため、今回の墜落事故を過度に心配する必要は一切ありません。いずれ事故の原因について公式の発表が行われるはずであり、冷静にそれを待つのが賢明であると言えるでしょう。
なぜわざわざ空中で給油するの?
なぜ接触というリスクをおかしてまで、空中給油をする必要があるのでしょうか。それは戦闘機など軍用機の能力は、空中給油機の支援がなければ、その能力を数分の1しか発揮できないためです。
空中給油機の役割は、単に航続距離を延ばすだけではありません。あらゆる航空機にも言えることですが、戦闘機の最大搭載量(重量)は最大離陸重量を上回ります。簡単に言えば、その重さで飛べる(巡航できる)けど離陸はできない、という状態がありうるということです。もちろん燃料にも重さがあり、よって、たとえば重い爆弾やミサイルを搭載し燃料も満タン状態だと最大離陸重量を越える場合、燃料を減らして離陸し、しかるのちに空中で給油してやればよいということになります。そうすることで、戦闘機の搭載量の上限を事実上、引き上げることができるのです。
また、近年はネットワークを活用した作戦が重要視されており、空中で作戦をアップデートすることで、即座に目標に対する攻撃を行えるような作戦が主流になりつつあります。これを行うにはつねに滞空している必要がありますから、空中給油機が欠かせません。飛行場にいちいち戻って再出撃しては、時間が掛かりすぎ非効率的だからです。
こうした事情から、特にアメリカ軍は空中給油機を非常に大切にしており、全世界の8割に相当する600機もの空中給油機を保有しています。またアメリカ海軍などは、先駆けて無人機化するなどの取り組みを進めています。
不意の接触、特に夜間におけるリスクは決して無視することのできない問題ですが、今後も空中給油機がなくなることは決して無いでしょう。


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米軍2機墜落、1人死亡確認…夜間訓練中に接触

12/6(木) 23:51配信
読売新聞
 高知・室戸岬の南南東約100キロの太平洋上空で6日午前1時40分頃、在日海兵隊FA18戦闘攻撃機KC130空中給油機が飛行中に接触して海に墜落した。乗員計7人のうち2人は救助されたが、1人の死亡が確認された。もう1人は命に別条はないという。米軍や自衛隊が残る5人を捜索している。視界の悪い夜間の訓練中に機体同士が接触したとみられ、米軍が状況を調べている。

 防衛省などによると、2機は米軍岩国基地山口県岩国市)所属。FA18には2人が、KC130には5人が搭乗し、空中給油訓練などを行うために飛行していた。

 事故の発生を受け、自衛隊は午前4時過ぎから捜索を開始。同5時45分頃、海上自衛隊のヘリがFA18の操縦士1人を救助し、意識があることを確認した。正午過ぎには海自艦が、機体から離れた操縦席に座った状態のもう1人を収容したが、その後、死亡が確認された。


米軍の戦闘機と給油機が接触、海自が2人目救助

12/6(木) 8:12配信
読売新聞

 6日午前1時40分頃、高知・室戸岬の南南東約100キロの太平洋上で、米軍岩国基地山口県岩国市)所属のFA18戦闘攻撃機KC130空中給油機が飛行中に接触し、海面に墜落した。2機には計7人が乗っており、うち2人が海上自衛隊に救助された。1人は命に別条はなく、もう1人の容体は不明。自衛隊などが残る5人を捜索している。墜落に伴う民間船舶の被害は確認されていない。

 在日米海兵隊によると、2機は当時、定期的な訓練中だった。空中給油の作業をしていた際に何らかの理由で機体が接触した可能性がある。

 防衛省によると、FA18には2人が、KC130には5人が搭乗していた。無事が確認された1人はFA18の乗員だといい、哨戒ヘリコプターで救助された。もう1人の搭乗機は不明で、艦艇が発見した。捜索には海上保安庁も加わり、航空機や船舶を現場海域に派遣している。

 在日米海兵隊は「事故の状況は調査中。新たな内容がわかり次第お知らせする」とコメントした。

読売新聞の記事を読むと 事故の模様を淡々と
報道している
しかし 朝日新聞は少し違う
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「自分の漁場に落ちるとは」米機墜落、漁業関係者も不安

12/6(木) 12:08配信
朝日新聞デジタル
 高知県沖の太平洋で6日未明、米軍岩国基地山口県岩国市)に所属する米軍機2機が墜落した。岩国所属の米軍機は11月にも墜落事故を起こしたばかり。相次ぐ米軍機のトラブルに、基地周辺の住民や墜落現場付近で操業する漁業関係者たちには不安が広がった。

【写真】米海兵隊のFA18戦闘攻撃機=2010年5月、山口県岩国市の米軍岩国基地、藤脇正真撮影


 高知県漁業協同組合連合会によると、墜落現場の海域では11月初旬まで一本釣りなどカツオ漁が行われ、これからマグロのはえ縄漁の時期に入るという。県東部の漁業者だけでなく、県内全域から漁船が出て、日頃から漁場にしている。

 同県中土佐町久礼(くれ)のマグロはえ縄漁船「隆勝(りゅうしょう)丸」(14トン)の船長、黒原隆盛さん(52)によると、墜落現場の海域で12月中旬からマグロ漁が本格的に始まり、隆勝丸も年明けから操業を予定していた。

 2016年12月にも、米軍岩国基地所属のFA18ホーネット戦闘攻撃機が、県西部の足摺岬沖で訓練中に墜落した。再び高知県沖で事故が起き、黒原さんは「またか、という感じ。でも、まさか自分の漁場に落ちるとは」と驚いていた。

 現場の海域周辺は、高級魚のキンメダイの漁場でもある。安芸漁協(同県安芸市)所属の漁船は2日前も操業していた。同漁協参事の藤田淳司さん(54)は「墜落事故発生時は、悪天候などでたまたま漁に出ていなかったが、事故に遭遇していた可能性があった」と不安がる。「沖縄のニュースを普段から見聞きしているが、よそ事ではない」

 高知県や県漁協室戸統括支所などによると、同支所所属のマグロはえ縄漁船「第十一一栄丸」(19トン)が6日未明から墜落現場海域を航行。操業を続けているという。同支所が漁船に連絡し、船員の安否を確認した。船員らは「浮遊物は確認できず、墜落音も聞いていない」と話しているという。

 県危機管理・防災課によると、6日午前7時前に防衛省中国四国防衛局から、「米軍機2機が室戸岬沖に着水」と連絡が入った。県内の漁船などへの被害は確認されていないという。

 尾﨑正直知事は報道陣に対し、「まず米軍機の乗員が無事に発見されることを強く願っている」とした上で、「安全管理を徹底していただく必要があることを強く申し上げたい」と語った。