~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)10月5日(木曜日)
通巻第7938号 <前日発行>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
え? マッカーシー下院議長、突如解任のドタバタ
新議長選びで議会またまた空転へ。つなぎ予算の期限は11月15
******************************
前代未聞のパロディとも言える政治劇が米国下院議会で起きた。
ケビン・マッカーシー議長が賛成多数で解任となったのだ。ことし
ニューヨークタイムズは「混沌に陥った」と書き、ワシントンポス
共和党保守派多数は「うんざり顔」。なにしろ一部の強硬派が利敵
マッカーシーはRINO(名前だけの共和党員)と言われ、共和党
強硬派のマット・ゲーツ下院議員は、大幅な歳出削減(ウクライナ
前代未聞なのは、わずか8名の共和党議員が、民主党と組んでの荒
10月3日に採決が行われた結果、マッカーシー議長の議会運営に
、懲罰ものである。
ところで、強硬派を代表するマット・ゲーツ(フロリダ州選出)だ
議会の共和党内の強硬派はフリーダムコーカスの流れをくんでいて
ケビン・マッカーシー前議長はカリフォルニア生まれで、両親は民
加州議会議員から2006年に連邦下院議員に当選。14年に院内
マッカーシー議長は春頃に訪台を希望したが、さきのペロシ訪台の
◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□△◎き☆□☆◎
◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇◆◇☆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和五年(2023)10月4日(水曜日)弐
通巻第7937号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
著名歴史学者が警告。「いまは革命の途次。向こう12ヶ月は爆発
「リベラル派はジャコバン党。トランプ裁判はグロテスクなパロデ
******************************
「米国は『ジャコバン派』に乗っ取られている。いまから12ケ月
歴史家のビクター・デイヴィス・ハンソンがタッカー・カールソン
つまり米国の半分を席巻したリベラル派にとってトランプは実存す
換言すればリベラル派は「醜い」やり方で、選挙に勝つよりも「堂
「米国はいま文化的、経済的、政治的な革命の真っ只中にあり、同
なるほど、歴史家の目からすれば、現状はそういうことだろう。
ビクター・デイヴィス・ハンソンはギリシア史専門の有名な歴史学
◎☆□☆み□☆☆□や☆◎☆□ざ☆□△◎き☆□☆◎