パルデンの会

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中国では  イスラム教徒に対して、キャンペーンとして「祖国、社会主義、中国共産党への愛」です。


中国の親政府派イスラム教徒が「三つの愛」キャンペーンを開始

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イスラム教では愛が大切ですが、現在説かれているのは「祖国、社会主義中国共産党への愛」です。

馬文燕

浙江省義烏市で6月23日に行われた講演中の楊法明氏。微博より。
浙江省義烏市で6月23日に行われた講演中の楊法明氏。微博より。

イスラム教において愛以上に大切で美しいものがあるだろうか。イスラム教徒にとって神は慈悲深い存在であり、神の愛という神聖な特質は被造物に響き渡る。そのため、6月23日、政府統制下の中国イスラム協会会長の楊法明氏が統一戦線工作部の指導者らとともに浙江を訪問した際、義烏市で行った主な講演を愛に捧げると発表したとき、イスラム教徒は驚かなかった。 

しかし、聴衆は、ヤン氏が、中国イスラム思想における愛の歴史的進化は、次第に国への愛と愛国心に焦点を当てたものとなりそのために信者は他のすべてを犠牲にする覚悟ができていると述べたとき、さらに驚いたかもしれない。

楊氏は、中国共産党の勝利により、忠実な中国人イスラム教徒は「三つの愛」を信奉するようになったと説明した。実際、「三つの愛」は1980年代に中国の教育の中核原則として登場した。それは祖国への愛(热爱祖国)、社会主義への愛(热爱社会主义)、中国共産党への愛(热爱中国共产党)である。

6月23日の楊氏の講演会で困惑する聴衆。Weiboより。

このイベントに参加した浙江省の地元イスラム教徒が『ビター・ウィンター』に語ったところによると、楊氏がイスラムの偉大な神学者神秘主義者が提唱する愛と中国共産党の「三つの愛」は同じものだと主張すると、主に党の官僚や中国イスラム協会の忠実なメンバーで構成される聴衆でさえもひそひそと言い始めたという。 

ヤン氏はひるむことなく、中国イスラム協会は「三つの愛」とイスラム教の愛の概念との同一性が説教の中心テーマとなり、イスラム教の「中国化」の重要な手段となることを期待していると発表した。

 

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