北京を含む地域で新しいウイルス株流行の疑い
中国の北京など多くの地域で、頭痛やめまいなどの症状が見られ、新しいウイルス株の発生が疑われている。
最近、中国の北京などの地域で、新たな株が再び出現したとの疑いが出ている。新唐人テレビの報道によると、中国共産党(中共)当局は、インフルエンザウイルスの流行が高まっていることを主張しており、新年前後にはピークに達するとしているが、市民はこの情報を信じていないという。
市民はこのウイルスの波が非常に強力であると考えており、新型コロナウイルスの再変異ではないかと推測している。また天津、広東、江蘇、山東、遼寧、河北、安徽などの多くの地域の市民も感染後、めまいの症状だけでなく、全身が寒暖を繰り返し、鼻水、咳、喉の痛み、全身の倦怠感を伴い、非常に辛いと述べている。
ある市民は次のように語っている。
「私は再感染した。最初は全身が痛くて、力がなく、頭も痛かった。体温を測ると全く問題はなかったが、熱があるように感じた」
10月から、中国ではアデノウイルス、マイコプラズマ肺炎、水痘、そして致死率が高いヒューマン・メタニューモウイルスなどが同時に流行している。また、全国各地で死亡者数が急増している。
今回のウイルス株が新型コロナウイルスかどうかは定かとなっていない。
一方、中国共産党は新型コロナウイルスに関連する情報を隠ぺいしていることが以前から指摘されている。
12月5日、新型コロナウイルス流行に関する米下院特別小委員会は、2年間の調査を経て最終報告書を発表し、中共によるパンデミック隠ぺいを追及する方針だ。同報告書では、中国共産党の実験室からのウイルス漏洩を指摘し、中共が感染拡大を隠蔽した責任を追及するよう求めている。
厚生労働省の発表によると、2023年4月16日時点で、全世界の新型コロナウイルスの累積感染者数は7億6366万5202人、累積死亡者数は691万2080人となっている。