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米アイダホ州議会は4月4日、寄生虫治療薬イベルメクチンを医師の処方なしで販売・購入できるようにする法案「上院法案1211号」を可決し、同日中にリトル州知事の元へ送付した。

アイダホ州議会 イベルメクチンの店頭販売を合法化 コロナ治療薬として一時注目

アイダホ州議会 イベルメクチンの店頭販売を合法化 コロナ治療薬として一時注目
人用のイベルメクチン錠(Natasha Holt/The Epoch Times)
 
2025/04/07
 

アイダホ州議会は4月4日、寄生虫治療薬イベルメクチンを医師の処方なしで販売・購入できるようにする法案「上院法案1211号」を可決し、同日中にリトル州知事の元へ送付した。

知事は現時点で署名の是非について明言していない。

法案には、「イベルメクチンを処方箋や医療専門家の相談なしに販売・購入できる」と明記されており、店頭販売が可能になる内容である。上院では29対9、下院では66対1と、圧倒的多数で可決された。

提出者のタミー・ニコルズ州上院議員は、「この法案はイベルメクチンの使用や販売を義務づけるものではなく、単に障壁を取り除くものである」と述べた。共同提出者のケリー・アンソン州上院仮議長も、「イベルメクチンは世界中で数十億人の健康に寄与してきた薬で、奇跡の薬とも呼ばれている。多くの国では店頭販売が合法だ」と強調した。

イベルメクチンの販売をめぐっては、2024年初めにアーカンソー州でも店頭販売を認める法案が成立し、共和党のサラ・ハッカビー・サンダース知事が署名した。2022年にはテネシー州も同様の措置を講じている。

イベルメクチンはもともと寄生虫治療薬として使われてきたが、新型コロナウイルス感染症の流行時に一部の医師や研究者が治療効果を主張し、注目を集めた。

ただし、米食品医薬品局(FDA)は、コロナへの効果について「安全性や有効性は確認されていない」として、動物用イベルメクチンを人間が使用することに対しても警告を出している。

一方で、2021年6月に発表された研究では、コロナによる入院患者の死亡率が、イベルメクチンを使用した場合は2.3%だったのに対し、使用しなかった場合は7.8%だったと報告されている。また、2022年3月の別の研究では、イベルメクチンの使用がレムデシビルよりも死亡率の低下と関連している可能性が示唆されている。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。
 
 
 
イベルメクチンとは北里大学大村博士が開発に貢献された薬剤で、もともとは家畜やペットの回虫、寄生虫の治療薬です。ヒトに対してはアフリカ、中南米の河川で発生していた失明に至るオンコセルカ症や、脚のリンパ腺でフィラリアが増殖し象皮様を呈する象皮病の治療薬として注目を浴びました。今から40年前の1981年に開発された薬剤です。
現在のところ保険適応は疥癬と腸管糞線虫症です。なぜか新型コロナウイルス感染症にも効果があるのです。商品名はストロメクトール、1回4錠を飲むだけです。重篤な副作用はほぼないそうです。これは簡単ですね。