パルデンの会

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虚説と恐怖を売り歩くドイツのメディア    日本をパニック列島に描きたいドイツ


小生もこの情報で ドイツから電話で避難の連絡を受けた。
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成23年(2011)3月19日(土曜日)貳
通巻第3270号 
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虚説と恐怖を売り歩くドイツのメディア
日本をパニック列島に描きたいドイツのエゴイズム
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ベルリンから急報

ドイツメディアの冷淡さ、お粗末さには正直あきれ、失望しました。危機の時にこそ先入観やら偏見が正面に出てくることを強く感じました。
多くの国で称賛される危機に際しての日本人の秩序だった行動も彼らには「理解できない日本人」としか映らないようです。

「何故パニックに陥らないのか」「東京の人間は何故逃げないのか」という質問が執拗に繰り返され、そのたびに「政府が危険を隠している」「外国人は英語が分かるので本当のことを知りうるが、日本のマスコミは従順で本当のことを伝えないから通常の日本人は逃げないのだ」「日本人は放射線の恐怖を教育されていない」等々の偏見が繰りかえし流されています。BBCやCNNの報道の方がよほど日本人に暖かいです。

緑の党反核グループの影響ですが、世代論としてメディアで中心的に活動している記者がチェルノブイリ経験世代なので、反原発意識が強いのだろう、という分析はありました。しかし総じて、日本に対する偏見とドイツ人独特のエゴイズム、それと貧弱な取材網、日本に知悉している人材の不足等々が背景にあるように感じます。

もちろん個人的には日本人の陥っている惨状に同情し、お悔やみを支援の申し出をして下さるドイツ人も多いです。
ですからドイツ人一般が、ということではありません。普通のドイツ人は、我々日本人が他国の不幸に心を痛めるのと同様に同情してくれています。

それにしてもマスコミ報道はひどいです。(NM、ベルリン特派員)
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読者の声 どくしゃのこえ ドクシャノコエ DOKUSHANOKOE
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(読者の声1)四十代主婦ですが、今回の支援活動を見ていて「何をのんびりしているの!」とイラついています。
そして自衛隊ってなんだろうと思ってしまいました。そんなだから米軍の活躍が冴えて見えておりますが、実際はそれだけじゃなくて日本が極度にへたくそなだけなんだと思います。
それを指揮する上部の鈍さにもイラつきます。
福島第一原発で仕事をしていたドイツ人技術者が、原発の最初の爆発直後、真っ先に帰国した話をおとといのフランスの新聞(canal en chaine)で読みましたが、事態の深刻さはそういうレベルかも。
東京の或る外国系大企業は大阪へ本社を緊急移転したと、内部の人から聞きました。3000人の社員を移動です。普通じゃないですよ。
(ただの主婦)


宮崎正弘のコメント)映像で判断する限り、そうかも知れません。しかし現場では全員が最大限の努力をしています。