パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

国連に殴り込みぐらい 考えてもいいのでは!ユネスコなんて何の為?




勝谷誠彦氏の有料ブログより
  「世界記憶遺産」は難しい。
どうしても歴史認識が入ってくるからだ。そうなるといつもここで書いているように国家としてのプロパガンダ戦になる。今回の認定に関しては、日本国、ロシア、支那という東アジアにおける「3匹の巨獣」のまことに興味深い三つ巴の戦いとなった。もちろん朝鮮などはそこには入ることもできない。まずは日本国は「一勝」をあげた。
 

<シベリア抑留資料、東寺百合文書/世界記憶遺産に登録>

 http://www.sankei.com/world/news/151010/wor1510100009-n1.html
 <国連教育科学文化機関(本部・パリ、ユネスコ)は9日(
日本時間10日未明)、世界記憶遺産に、日本が申請した大戦後のシベリア抑留の関連資料と国宝「東寺百合文書(ひゃくごうもんじょ)」の2件を登録したと発表した。この2件は「歴史的に貴重な資料」と公式に認められ、保存されたデジタルデータが一般公開されることになる。日本の記憶遺産はこれまで登録済みの3件を含め計5件となった。
 今のところロシアの反応は聞こえてこないが、
プロパガンダ戦論から言うとひやりとする登録である。シベリア抑留は「火事場泥棒」満州国などに侵入したソ連による「国際法違反の犯罪」だ。その記録をユネスコが公式に認めたのである。相手が支那からわあわあ言って来るだろう。ロシアはひょっとして「それはソ連時代のことだから」と言い抜けるかも知れない。支那が粘着質なところは後述する捏造南京大虐殺の時期にはいまの共産党の連中は山の中を逃げ回っていて、ソ連とロシアと同じく「別の国家」だったのに、厚かましくも言いつのってくることだ。
 テレビからは未明にもかかわらずみんなで集まって登録が決まった
という一報が流れると万歳をする舞鶴の市長以下の人々の姿が流れていた。私は感動した。舞鶴というのは、ただ、大陸からの引揚者の通過点になっただけだ。にもかかわらず記念館をつくり、そこに膨大な史料を保存していてくれたことが今回の登録につながった。日本人の同胞を思いやるこの気持ちの深さはどうであろう。
 <シベリア抑留資料は舞鶴港に引き揚げた人々の手記などで、
舞鶴引揚記念館(京都府舞鶴市)が所蔵する570点。ヒット曲「岸壁の母」のモデル、端野いせさん(故人)が息子に宛てた手紙や、抑留者がシラカバの皮に心情をつづった「白樺(しらかば)日誌」も含まれる。>
 引揚者の総数は66万人とも言われる。
同胞ではありながら66万人の人々が流れ込んで来るというのは、いま欧州で起きている難民の状況に似たことを日本国も体験したのだと覚えておいて欲しい。その方々をなんとかあの焼け野原で食べさせていった努力。父祖の底力にはまことに頭が下がる。言うまでもなくその勢いで日本国は高度経済成長をして、ふたたび「列強」の一員となったのだ。
 もうひとつの東寺百合文書についても、教養に満ちたあなたや、
あなたに対しては紹介しておかなくてはなるまい。ひょっとすると「紙」で残っている史料としては世界屈指ではないか。「紙」の世界でずっと仕事をしてきた私としては嬉しくて仕方がない。
 <東寺百合文書とは>
 http://hyakugo.kyoto.jp/about/top
 <東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)は、
京都の東寺に伝えられた日本中世の古文書で、現在は京都府立総合資料館が所蔵しています。8世紀から18世紀までの約1千年間にわたる膨大な量の古文書群で、その数はおよそ2万5千通に及びます>
 これについて書きたいことは山ほどあるがまた後日に譲る。
ただ特筆したいのは、たいへんに長くにわたって日本国の教養人はこの文書の重要性を認識して後世に伝えようとしてきたことだ。王朝が変わると先代の文書を燃やしてしまったり「異端」だとしてそうした書物を排斥したりした、支那や欧州とはずいぶんと違う。もちろんそれは万世一系の皇室をいただいていたからに相違ない。この凄味についてもちろん大マスコミは書かないし、そもそも気付いてもいないだろうから、私がこのように書きおくのである。

 ここまではめでたい話。
さてここからいよいよ本格的なプロパガンダ戦の分析になる。支那がやらかしてくれた。
 <

南京大虐殺」は登録「慰安婦」は却下/記憶遺産審査>

 http://www.sankei.com/politics/news/151010/plt1510100013-n1.html
 <国連教育科学文化機関(ユネスコ)は9日(
日本時間10日未明)、中国が登録申請していた「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録したと発表した。「慰安婦関係資料」は登録されなかった。>
 <「南京大虐殺文書」の登録によって、中国は国際機関の「
お墨付き」がついたとして、歴史認識問題において新たな日本攻撃の材料を得ることになる。中国は今年、抗日戦争勝利70周年の記念行事を盛大に展開しており、今回の登録を成果として大々的に宣伝するとみられる。>
 日本国にとっては「プロパガンダ戦」での惨めな敗北である。
私たちはこれを正面から受け止めなくてはいけない。一方で捏造従軍慰安婦の登録はなんとか回避できた。この違いは何かと言えばまさにプロパガンダの差なのである。外務省はこのあたりをもっと学んで欲しい。捏造南京大虐殺の根拠となる史料はもう無茶苦茶である。
 <中国が「南京大虐殺文書」として申請した資料には、捏造(
ねつぞう)が確認された写真や「大虐殺」があったことを証明するには不適切な文書、所有者の許可がないまま使用された写真-などが多数含まれていることが、日本人の歴史学者らの検証によって明らかになっている。中国側は、資料は「旧日本軍が作成した」と主張。日本は検証の機会を再三求めてきたが、中国が応じることはなかった。>
 しかしここは完敗。
支那共産党支那事変の最中からアメリカのジャーナリストなどを買収し世界中に「野蛮な大日本帝国軍」のイメージを振りまいてきた。それらが人々の心の底にある上に、今もさかんに反日キャンペーンをやっている。海外の委員で構成された選定の場でこうなるのは予想されたことだまだ頼もしいのはこういう時には黙って下を向いていた日本国が果敢な反論を試みていることである。
 <外務省「極めて遺憾」/「南京大虐殺」登録で報道官談話>
 http://www.sankei.com/politics/news/151010/plt1510100016-n1.html
 <外務省は10日未明、国連教育科学文化機関(ユネスコ
が記憶遺産に「南京大虐殺文書」の登録を決めたことについて「遺憾」とする報道官談話を発表した。>
 そうそう、
日本国のパワーはまだとりあえずカネなんだからそこで締めつければいいのある。ようやく総力戦というものを覚えてきたか。

 <ユネスコ拠出金見直しへ/「断固たる措置取る」日本政府>


 http://www.sankei.com/politics/news/151010/plt1510100015-n1.html
 <中国が申請していた「南京大虐殺文書」
が記憶遺産への登録が決まったことに対し、日本政府筋は「断固たる措置を取る」と述べ、ユネスコの分担金拠出などの一時凍結を検討する構えを見せている。>
 安倍晋三首相の政権になって、日本国の外交は劇的に変わった。
こんな「恫喝」ができるなんて10年前は考えられなかったでしょう。しかし、これだけではダメなのである。いつも言っているように「外交と軍事は車の両輪」なのだ。その軍事がちっとも整っていない。昨日のラジオでも言ったけど。どれほどわかってもらったかな。戦後のアメリカによる飼い馴らし教育を受けた世代にはチンプンカンプンだったのではないか。
 ただし、ひとこと助言申し上げる。「カネ払わんぞ」
という恫喝は実はあまり上品ではない。言うのはいいが、実際にはそれでもちゃんと払うのだ。私はあまりひどい店とケンカした場合は釣りはもらわずにカネを投げ捨てて帰る。そして二度と行かない。悪口も別に書かない。そういう店は自然に潰れるからだ。だから日本国としては「人事」も含めて考えた方がいいのではないか。「委員を出さない」とかね。その方があちらはビビる。あといくつか申請の候補があるだろうが、そんなの何年か延びてもよろしい。やっと学んだ外務省のケンカの仕方を見てみよう。

 別に番組には何の愛着もないんだけど、加藤浩次君が心配。
 <加藤浩次スッキリしない「スッキリ!!」突然の欠席>
 http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1550494.html
 <お笑い芸人の加藤浩次(46)が9日、
自身がメインMCを務める日本テレビ系「スッキリ!!」の生放送を欠席。欠席理由が明かされなかったことで、ネット上では心配の声があがっている。
 9日生放送ではオープニングで司会の上重聡アナウンサーが「
今日は加藤さん、お休みです」と告げたが、その理由については明かされなかった。番組ホームページでも加藤の欠席については触れられていない。>
 う~んすげえなあ。とうとう「疑惑のタニマチ資金」
アナがメインを張ったんだ。あの件、バックレたままだもんなあ。それもあるから加藤君は必須のはずだったのだが。
 <加藤は今月5日の生放送中、
途中で離席する一幕がありその時は上重アナが、腹痛のためトイレに行った、と明かしていた。>
 これは私がいた時にもときどきあった。
お腹が弱いのは間違いない。だけど欠席は心配である。
 事務所は「身内の不幸」だとコメントしている。
だったら他人の仲ではないし、私のところにも何らかの通知がありそうだが、ない。同じ吉本なのに。謎。

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日本の制止実らず=中国申請の「南京」認定―ユネスコ記憶遺産

時事通信 10月10日(土)5時24分配信


 【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、中国が申請した「南京事件」に関する資料の登録が決まった。
 日中間で事実認識に隔たりがあり、論争が続く中での認定。日本政府はユネスコに慎重な対応を求めてきたが、受け入れられなかった。
 南京事件は、日中戦争時の1937年12月に旧日本軍が南京を占領した際、多数の中国人を殺害した事件。ユネスコが公表した中国の申請書類によると、当時の日本兵が撮影した写真や米国人神父による記録映像、中国人女性の日記などが登録対象とされている。
 南京事件に関しては、犠牲者の規模などをめぐり日中で見解が分かれる。記憶遺産への登録は、中国側の歴史認識に「お墨付き」を与えることになりかねず、日本政府はかねて「ユネスコの政治利用だ」(菅義偉官房長官)と反対してきた。
 一方、中国が同時に提出した「従軍慰安婦」に関する資料は登録リストに記載されていない。中国側は申請書類で、大戦中の日本軍が中国などで、住民女性を「性奴隷」として奉仕させるため、「強制的に徴用した」と説明。当時の軍の内部資料がこうした事実を裏付けていると主張し、認定するよう求めていた。慰安婦女性が強制的に連行されたとの見方は日本では否定論が強い。
 中国の再申請などを通じ、慰安婦の資料が将来認定される可能性は消えていない。韓国も日本の植民地時代の「強制動員」の記録について、記憶遺産への登録を目指し、来年にも申請する方向。日本政府は引き続き、ユネスコを舞台とした「歴史戦」への対応を迫られそうだ。 





これじゃダメだ

南京事件の記憶遺産登録、極めて遺憾=外務省

時事通信 10月10日(土)6時5分配信


 外務省は10日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が南京事件に関する資料を世界記憶遺産に登録したことについて、「中国の一方的な主張に基づき申請され、文書は完全性や真正性に問題がある。中立・公平であるべき国際機関として問題であり、極めて遺憾」とする報道官談話を発表した。
 
 談話はさらに「ユネスコの重要な事業が政治利用されることがないようしかるべく制度改革を求めていく」と強調した。 

【関連記事】


捏造を突きつけるべき

中国が申請した南京事件の記録も登録 世界記憶遺産

朝日新聞デジタル 10月10日(土)2時42分配信


 歴史的に貴重な文書や絵などを対象としたユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界記憶遺産」で、中国が申請していた2件のうち、日中戦争のさなかに起きた旧日本軍による南京事件に関する記録も登録された。一方、慰安婦に関する資料は、ユネスコが発表した新規登録リストに掲載されていない。

 中国の登録申請をめぐっては、日本政府はこれまで「ユネスコを政治的に利用している」として、中国に取り下げを要求していた。



日本の反対「誤り」=南京事件などの記憶遺産―中国

時事通信 10月9日(金)18時18分配信



 【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は9日の記者会見で、中国が旧日本軍による「南京事件」と「従軍慰安婦」に関する資料の世界記憶遺産登録を申請したことに関し、日本の登録反対は「再度、歴史問題での誤った姿勢を証明した」として、日本に対し「子孫・後世に責任ある態度で歴史を直視・反省する」よう求めた。
 
 華副局長は申請の目的について「日本国民を含む世界の人々が戦争の残虐性をより深く認識し、歴史を心に刻み、共同で人類の尊厳を守るためだ」と説明。「事実は否定できず、歴史は改ざんできない」と強調した。