中国に間違い指摘を」 人権弾圧でチベット亡命政府日本代表
2021年05月17日16時47分
チベット亡命政府の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のアリヤ代表は17日、チベット族らに対する中国政府の人権弾圧について「民主主義を支持する国が一体となって、中国のやっていることは間違っていると指摘すべきだ」と訴えた。東京都内の日本外国特派員協会での記者会見で語った。
アリヤ氏は、人権問題をめぐり2022年北京冬季五輪をボイコットする動きが出ていることに関し、「国際社会に判断を委ねたい」と指摘。その上で「五輪を開催できるということが、少数派を抑圧していいことにはならない」と批判した。