パルデンの会

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「白紙革命」中国全土から世界各地へ拡がった反・習近平抗議集会とデモ

 

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和四年(2022)11月29日(火曜日)
        通巻第7538号  
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 中国全土から世界各地へ拡がった反・習近平抗議集会とデモ
  「白紙革命」。ネットの呼びかけでウルムチ追悼集会が反政府にかわるとき
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 抗議行動は上海のウルムチ路から始まり瞬く間に北京、杭州武漢重慶成都へと飛び火した。ウルムチでコロナ対策の都市封鎖が原因で消防隊出動が遅れ10名が焼死体となった。ゼロコロナ政策は裏目に出た。

当局の無策への抗議と追悼行動に、スローガンを書かないで白紙を掲げる新しいスタイルの反政府運動が拡がった。『白紙革命』命名された。
 背後に反習近平政治勢力がいる? 共青団が黒幕?
 背後関係も黒幕もいない。自然発生の抗議である。共産党主流派高層部をのぞき大半の国民は習近平の治世を評価していない。

 都市封鎖の長期化によってコロナ災禍はゼロになった? 逆に罹患者は増えた。閉鎖された空間で活動が停止され、工場の閉鎖が続けば生産による経済活動も出来ず、収入もなくなる。習への怨嗟の声は満ち満ち、いつ爆発してもおかしくない空気だった。だからガス抜きにデモを暗黙許可したとも言える。

 上海のウルムチ路は中央部から細長くつながる商店街、つまり『第二銀座』とも言える場所で、洒落たワインバアや、居酒屋、レストランなどが軒を並べる。筆者も上海滞在中は、よくウルムチ路へ食事をとりにいった。
上海市民が抗議活動の場にここを選んだのはウルムチの悲劇への対処だった。

 中国全土に拡がった白紙革命はロンドン、巴里、アムステルダム飛び火、各地の中国大使館前で留学生達が抗議の声を上げ、国連も問題とした。しばし収まりそうな気配はない。
 ☆□☆み□☆☆□や☆□☆□ざ☆□☆□き☆□☆□  

 

 

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