米、中国からの入国制限検討 政府高官
【AFP=時事】米政府高官は27日、中国からの旅行者に対し新型コロナウイルス対策としての入国制限を導入することを検討していると明らかにした。 【写真】抗原検査キットを購入しようと薬局に詰めかけた人々 中国 匿名を条件に取材に応じた同高官は、世界保健機関(WHO)が中国での新型コロナ流行に懸念を示したことや、日本、インド、マレーシアが水際対策を発表したことに言及。米国は「科学と公衆衛生の専門家らの助言に従い、パートナーと相談の上、同様の措置を講じる検討をしている」と話した。 中国は今月、厳格な新型コロナ規制を劇的に緩和し、感染が拡大している。【翻訳編集】 AFPBB News
日本政府、中国からの渡航者にコロナ検査義務付け 中国反発
【12月28日 AFP】岸田文雄(Fumio Kishida)首相は27日、中国本土からの渡航者に30日から入国時の新型コロナウイルス検査を義務付ける方針を明らかにした。
岸田首相は記者団に対し「中国本土では感染が急拡大しているとの情報がある一方、中央と地方、政府と民間の間の情報が大きく食い違うなど詳細な状況の把握が困難で、日本国内でも不安が高まっている」ため、こうした措置を取ることにしたと説明した。
これを受けて中国外務省は同日、各国の防疫措置は「科学的で適切な」ものでなければならず、「正常な人の往来に影響を与えるべきではない」と反発した。(c)AFP