「自分のワナに引っかかった中国の原潜」
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「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)
10月3日、英デイリメールはある記事を出した。この記事による
8月20日に青島を出港し、翌日自分の罠に引っかかって動けなく
動けなくなって酸素製造装置は不能となって、55名全員死亡して
不可思議なポイントがある。
通常の原子力潜水艦は数か月も浮上する必要がない。
この原子力潜水艦が作動不能になってから救助されるまで6時間か
原子力潜水艦の事故の噂は大分前からあった。
10月3日のデイリメールの報道をあらゆるメディアが転載した。
事故の間接的な証拠として、今回の原子力潜水艦に関わる軍幹部も
潜水艦事故から分かること。
1.軍の腐敗は装備不良に繋がる。
2.自分が設置した対潜水艦の罠に引っかかった。訓練が足りない
3.情報管理が極めてずさん。
4.軍の内部に外国と密通している人間がいる。
この事故の影響:
1.事故とリーク、装備の不良について習近平が責任追及を拡大し
2.軍と習近平の間の不信感が深まる。
3.中国軍の全体戦力低下に繋がる。
今回の事故は中国の動向の良い観察材料になる。
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台湾の声
中国の原子力潜水艦 自国のトラップに嵌り乗組員全員が死亡か
中国共産党(中共)の所有する核潜水艦が黄海で事故を起こしたとの情報が再び浮上しており、結果として乗組員全員が死亡したと伝えられている。
英国のメディアは、10月3日に英国国防省の情報報告を引用して、中国の原子力潜水艦「093-417」号が、外国の潜水艦を捕捉する目的で自国が設置していたトラップに嵌り、55人の乗組員全員が死亡したと報じている。
「デイリーメール」によれば、英国防省の情報報告には、8月21日に黄海で任務中の中国の原子力潜水艦が、米国やその同盟国の潜水艦を捕捉するため設置していた鎖や錨の障害物との衝突により、原子力潜水艦の酸素供給システムが大きく損壊したとの記述がある。
この事故により、乗組員全員、具体的には22人の士官、7人の研修生、9人の下士官、17人の水兵が酸欠により死亡したとされる。潜水艦の艦長、薛永鵬中尉も死亡者の中に含まれているという。
報告によれば「潜水艦のシステムに大きな損壊が生じた。修理のために潜水艦を水面に引き上げるまでに6時間を要した。大きな損壊が発生した後の酸素供給システムの異常が、乗組員を中毒状態にした」とのことである。
8月22日に米海軍の潜水艦専門家、サットン氏がソーシャルメディア「X」に投稿し、93型原子力潜水艦が台湾海峡近くで大きな事故を起こしたと伝え「全乗組員が死亡した」と述べていた。
しかし、サットン氏はこの情報について「確認が取れていないので、情報を慎重に扱う必要がある」との注釈も付け加えていた。
台湾海峡は潜水艦の通常のルートではなく、この情報を確認できる国も存在していない。その後、軍事マニアが台湾の南西海域、中国の汕頭沖で多数の救助船が集結している様子を捉えたとされるが、中共当局は、潜水艦が事故を起こしたとの噂を否定し、これを不正確な情報であると明言している。
「デイリーメール」は英国王室海軍に連絡し、英国の情報報告に含まれる詳細について問い合わせた。しかし、公式の情報源はコメントや指導を拒否した。
英国の国防情報に基づく報告は高度に機密扱いである。
台湾の国防省は9月12日に中共の潜水艦の事故について問われた際「機密事項であり、公開できない」と回答した。
以前の噂によれば、この潜水艦の事故は台湾海峡で発生したとされている。台湾の国防省はその時「公式のコメントは確認されていない」と述べた。
中共の093型潜水艦は約15年間稼働している。これは現代的な潜水艦の1つであり、艦の長さは351フィート、魚雷を装備している。沈没事件は中国の山東省近くの海域で発生したとされている。
過去に大きな軍事事故が発生した場合、中共当局は情報が漏れないように発表を遅らせることが一般的である。
2003年4月16日には、中共海軍の361型潜水艦が機器の故障により、艦内の70人の将校と兵士が窒息死した。5月2日になって、新華社はやっとその事実を報じた。そして、6月13日に中共の軍事委員会は北海艦隊の幹部数名の解任と降格を発表したが、361型艦の事故については触れなかった。
現在の中国共産党の国防省長、李尚福氏が今年の8月29日から公に姿を見せていない。複数の情報によれば、同氏は公式の調査を受けているとされている。