
カトリック教徒にも「厳格な宗教統治」を
張春華 |
広東省恵州市で開かれた会議は、この新しい政策が愛国カトリック教会にも拡大されつつあることを示している。

「ビター・ウィンター」は、中央統一戦線工作部が推進する比較的新しいスローガン「厳格な宗教統治」に注目している。このスローガンは、公認された5つの宗教は、習近平思想と「社会主義的価値観」を宗教集会や説教の中心に据えるべきだと示唆している。また、政府管理下の宗教団体の官僚による宗教統制は十分に機能していないと示唆している。宗教団体は今や、中国共産党と中央統一戦線工作部によるより直接的な監督を受け入れるべきだ。
統一戦線は、6月26日の宗教の中国化に関する全国高官セミナーの直後、2024年6月27日から28日にかけて陝西省西安で開催された「中国キリスト教の厳格な宗教統治の実施交流会」を通じて、プロテスタントの間で「厳格な宗教統治」を推進し始めた。統一戦線がこの政策をチベット仏教徒や回族イスラム教徒にまで拡大している兆候がある。
7月10日、広東省中国愛国カトリック協会の広東省恵州支部は地元の黄家堂カトリック教会で「カトリック教会の全面的かつ厳格な統治を促進するための会議」を開催した。

主な演説者は恵州市党委員会統一戦線工作部副部長で市民族宗教事務局長の陶茂勇氏だった。中国天主教愛国協会(現在はバチカンが承認している政府管理のカトリック団体)に所属する市内のすべての司祭と修道女、そして一般の活動家が参加するよう招集された。
タオ氏は「厳格な宗教統治」の概念を提示し、カトリック信者は「政治指導、団体システムの構築、聖職者管理、活動会場の管理、募集、インターネット宗教情報サービス」の6つの分野でこれを適用すべきだと説明した。これらすべての分野で、聖職者と信徒指導者は「社会主義の核心価値」が教会のメッセージの中心にあることを確認し、統一戦線の監視下に置かれるべきである。
これは恵州市の地方集会だったが、地級市である恵州市は人口が600万人を超え、伝統的にカトリック教徒が多いことから、これは重要だ。地方集会とはいえ、この集会は「厳格な宗教統治」の推進が続いていることを示し、実際「ビター・ウィンター」は統一戦線工作部が全国各地でイベントを企画しているという報告を受け続けている。
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