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7月31日、米上院議員のマルコ・ルビオ氏は、中国共産党(中共)政府による法輪功学習者からの強制的な臓器摘出を抑止することを目的とした法案を提出した。

米ルビオ上院議員、強制臓器摘出を標的とした法輪功保護法案を提出

米ルビオ上院議員、強制臓器摘出を標的とした法輪功保護法案を提出
2023年7月11日、連邦議会議事堂で記者会見するマルコ・ルビオ上院議員共和党)(Madalina Vasiliu/The Epoch Times)
 
2024/08/01
 
更新: 2024/08/01 大紀元
 
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7月31日、米上院議員のマルコ・ルビオ氏は、中国共産党中共)政府による法輪功学習者からの強制的な臓器摘出を抑止することを目的とした法案を提出した。

法輪功保護法」は、アメリカが中国との臓器移植分野での協力を避け、中共政府に対して「国家主導の臓器狩りキャンペーン」をやめさせることを政策として定めるものである。

法案により、米大統領は「中国における強制的な臓器狩りを知りながら直接的に関与し、またはそれを容易にした外国人」のリストを議会の関連委員会に提供する必要がある。

リストに掲載される人物は、アメリカへの入国禁止やアメリカ国内での取引禁止などの制裁を受ける。既存のビザも無効とされる。また、加害者には最高25万ドルの民事罰金と、100万ドルの刑事罰金および20年の懲役が科される。

法案が成立すると、米国務省と保健省の長官、および国立衛生研究所の所長は、中国における臓器移植の実態について、法輪功学習者や他の良心の囚人を含む報告書を1年以内に発行することが求められる。

当局者たちは、過去10年間に中国での臓器移植を支援したアメリカの助成金リストを提出し、法輪功への迫害が2018年のエリー・ヴィーゼル虐殺および大虐殺防止法の「惨事」に該当するかどうかを判断する必要がある。

この上院法案の共同提案者には、ロン・ジョンソン氏、ロジャー・マーシャル氏、トム・ティリス氏という、3人の上院議員が含まれる。

下院では、スコット・ペリー議員を筆頭に、18人の議員が提出した同様の法案が6月25日に可決された。

写真はスコット・ペリー下院議員。6月25日撮影 (Madalina Vasiliu/The Epoch Times)

上院で可決され、米大統領が署名して、法律として成立すれば、この法案は中国の迫害と違法な臓器売買に対抗する最初の連邦法となる。

法案は、中国における迫害が1999年7月20日に始まり25周年経ってから2週間以内に提出された。法輪功は1990年代に中国で人気を博して、推定7千万から1億人が修煉した。1999年7月以降、法輪功中共による国家規模の弾圧に直面しており、学習者たちは投獄、 拷問、 強制労働、 強制的な臓器摘出などを受けている。

ルビオ議員は、中共の影響に対抗するためのパッケージとしてこの法案を発表した。他にも、「Stop CCP Act」など、共産党幹部とその成人家族を「攻撃行為、抑圧、人権侵害」で制裁する2つの立法提案が盛り込まれている。

ルビオ氏は声明で、「共産中国は広範囲にわたる悪行を逃れてきた。宗教団体や民族に対する大量虐殺行為から、強制的な不妊手術や中絶の推進、重要な鉱物資源や技術の支配、さらには複数の地域パートナーの主権を侵害する行為に至るまで、こうした行為を米国は容認しない」と述べている。

臓器狩りに対抗するため、いくつかの州が行動を起こしている。2023年6月以降、テキサス州ユタ州アイダホ州は、臓器が中国からのものである場合、保険会社が移植手術料の給付を禁止する法律を制定した。

この問題は国際的な注目を集めており、国連系の人権専門家12人は「中国で拘留されている少数派、法輪功学習者、ウイグル人チベット人ムスリムキリスト教徒を対象とした臓器狩りの報告に非常に懸念している」と述べている。

欧州議会も2022年に 「中国の囚人、特に法輪功学習者から執拗かつ組織的、非人道的かつ国家公認の臓器摘出が行われているとの報告に対する深刻な懸念」に関する決議を採択した。同決議では、中国共産党の強制臓器摘出行為は「人道に対する罪に相当する可能性がある」としている。

国務省は 最近の 複数の報告書で、強制的な臓器摘出問題を強調した。

法輪功保護法案が下院で可決されてから2日後、国務省報道官は中共に対し、「同国の臓器移植制度に対する独立した透明性のある調査」を認め、「これらの報告の信憑性を調査する独立した監視者を歓迎する」よう求めた。

報道官は新唐人に対し、「良心の囚人に対する堕落した行為をやめ、人権に関する約束に従って行動し、患者の最善の利益を第一に考え、インフォームドコンセント、人格の尊重など、関連するすべての医療・倫理基準とベストプラクティスに完全に従うべきだ」と語った。

 

エポックタイムズのライター。ニューヨークを拠点に、米国政治、米中関係、信教の自由、人権問題について執筆を行う。
 
 

臓器狩りからの生還 「私は生体臓器摘出を免れた」

臓器狩りからの生還 「私は生体臓器摘出を免れた」
大紀元
 
2024/08/01
 
更新: 2024/08/01

元中国国営企業の技術者である鮑学珍さんは、法輪功の修煉をしていたために、中国共産党中共)政府から不当に3年半の刑罰を受けた。彼女は最近、自身が収監されていた刑務所で、強制的な臓器摘出の危機を2度に渡り逃れた体験を明かした。

以前、国営企業で技術者として働いていた鮑さんは、身体が悪く、ほとんど寝たきりの状態だった。1995年に法輪功を始めた後、彼女は心身ともに健康的になった。

中共から法輪功に対する弾圧により、鮑さんは2001年6月に不当に3年半の刑に処され、上海の女性専用刑務所に収監された。2007年に出所し、その後デンマークに移住した。

そして最近、彼女は刑務所で遭遇した2回の怪しい体験を公表した。

鮑学珍さんによると、2003年の上半期に、上海市松江地区に位置しているある女子刑務所で、法輪功学習者全員に対して突然健康診断を実施すると通知がきた。

健康診断を受けるために並んでいると、4台の車が到着した。車に乗ると、まず身長測定、血液型の確認、そして採血が行われた。ただし、普通の採血とは異なり、太めの管を使用して血を採取された。その上で、婦人科の検査、エコー検査、心臓、肝臓、肺の各検査が行われたという。

それぞれの車に警察官が同乗し、法輪功の学習者たちは一人ずつ順番に車に乗り、健康診断を受けた。鮑さんが検査を受ける番になった時、医師は何か不満げな表情をしていた。

鮑学珍さんによると、その医者は検査中、非常に驚いた表情をし、突然、警官数名と他の医師を呼び集めて「この患者はだめだ。内部に大きな問題がある」と言ったという。

その時、声を出すことはできなかったが、彼らの会話は聞こえていた。

医師は警官と顔を見合わせ、私の肋骨の下を押すと「どう感じますか?」と尋ねた。私は「問題ありません」と答えた。その部位には、昔問題があったので、「今は問題ありません」と答えた。その後、彼らは再び顔を見合わせ、何も言わずに「戻っていい」と告げたという。

上海の女性専用刑務所に限らず、中国全土の刑務所、労働再教育施設、そして拘置所においても、法輪功学習者に対しては拷問や虐待を加えつつ、「定期的かつ体系的な血液検査と器官検査」が行われており、これは、他の囚人には施されていない。血液検査は、臓器移植を行う際に、ドナーとレシピエント(移植を受ける人)の適合性を確認するために必要な手順だ。

中共法輪功への弾圧を強化していた時期は、国内の臓器移植の件数が急激に増加していた時期と重なっている。複数の独立した調査によると、中共法輪功学習者からデータを収集し、生きている彼らから臓器を摘出して移植し、利益を得ていると報告されている。

鮑学珍さんが、異常な事態に再び遭遇したのは、健康診断を受けてから数日後のことだった。警察は彼女を単独で呼び出し「目の検査を行う」と伝えたという。

目には問題がない鮑学珍さんは「なぜ検査が必要なのか」と聞いたが、警官は「あなたは検査を受けたがっていたのではないか」とはぐらかした。

鮑さんはそんなことは言っていないと否定したが、相手はそれを聞き入れなかったという。

2006年、中国瀋陽の看護師であるアンニーさんは、遼寧省の病院では、不当に拘束した法輪功学習者から強制的に臓器を摘出し、遺体を焼却していると暴露した。アンニーさんの元夫は、その手術を担当した医師で、2千人もの法輪功学習者から角膜を生体摘出したと証言している。

鮑学珍さんは、健康診断を受けたその時点では「臓器狩り」の実際の状況を知らなかった。彼女はその後、他の地域から来た法輪功学習者たちが刑務所で健康診断を受けた後に、行方不明になったことを目撃していた。彼女が生体臓器摘出の犯罪に気づいたのは、釈放された後だった。

鮑学珍さんはその後、意図的に中国国内に電話をかけ、臓器移植が実施されているかどうかを確認した。

彼女は台州のある病院の医師に連絡し、「親戚に、腎臓の問題で腎移植の必要な家族がいますが、貴院で手術を受けることはできますか?」と質問した。

すると彼らは「できます」と返答した。その医師の名前を尋ねたところ、「吳松江」と名乗った。しかし、現在は他の病院で働いている。

吳松江は「上海や浙江に行けば、法輪功学習者から摘出された新鮮な臓器を入手できる」と答えている。この電話を通じて、中国では既に強制的な器官摘出が行われている事実を知った。

鮑さんはすでに、デンマークで17年間生活しているが、彼女は、自身が過去に経験した二度の危機について振り返り、生体臓器摘出から逃れた体験を話している。

中共が行うこのような犯罪行為を世界に暴露し、その迫害を終わらせるために、彼女は強制的な臓器摘出に関する調査活動に携わり、人々に迫害の真実を伝え続けている。