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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和七年(2025年)5月25日(日曜日)
通巻第8795号
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<<日曜版>>
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読書特集
石平『習近平失墜!』(ワック文庫)
島田裕巳『GHQは日本の宗教をどう変えたのかーー神道指令につ
読者の声ほか。。。
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書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW
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日本のメディアが伝えない中国の闇の奥
本当は何が中南海で繰り広げられているのか
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石平『習近平失墜!』(ワック文庫)
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「習近平政権 終わりの始まり」とする石平氏はまず四つの理由を挙げる。
やりすぎた粛清は反撥を運んだ。軍幹部が一斉に「逆襲」にでたた
事態の急変は苗華(中国共産党中央軍事委員会委員)が失脚したこ
李尚福国防相の失脚は『不在』が数ヶ月続いたあと明らかになり、
その前は秦剛外務大臣が失脚したが、外相ポストは王毅(政治局員
苗華の取り調べが明らかになったのは不在となってから一ヶ月以上
苗華は中国人民解放愚における「福建閥」とされ、習近平と同じ釜
中国軍では戦略核ミサイルを専管する「ロケット軍」などで大規模
李尚福国防相は就任7カ月で失脚した。ロケット軍高官に処分が集
習をトップとする軍事委員会は七名で構成されたが、李尚福と苗華
習が事実上の権力掌握は2013年からだ。粛清、汚職追放キャン
習近平はキャンペーンを「虎から蠅まで」とした。或る観察者は、
そこから生まれた不安、トラウマ、政府への不信と不満に繋がり、
習近平は忠誠のつよい軍人をトップに抜擢し、能力は後回し、結局
処分理由はいつも「党規違反」とか「汚職」である。
軍内の汚職は誰もがやっていることで、腐敗体質は数千年変わらな
さて独裁権曲を支える軍がかような状況だとすれば行政はどうなの
孤立する習近平は最側近すら信じないようになり、李強首相をはじ
石平氏はこれらを踏まえ、つぎに習の軍・経済・外交の諸政策を検
つまり「軍の本音」とは「台湾侵攻はやりたくない」のであり、外
追加。5月24日に石平ニュースによれば側近中の側近、蔡奇が李
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