関学大・斎藤知事講演「多くの問題抱えている」SNSで批判続出、法学部教授も「不愉快」表明…報道非公開に
関西学院大学は26日、兵庫県西宮市のキャンパスで27日に予定していた斎藤元彦知事の講演について、報道陣公開による対面形式とした当初の予定を取りやめ、非公開によるオンライン形式に切り替えると明らかにした。読売新聞の取材に答えた。斎藤氏が内部告発問題を抱える中、講演を巡ってSNS上では様々な意見が相次ぎ、大学が斎藤氏に対する抗議デモを懸念し、方針を変更した。
斎藤氏は19日の記者会見で「大学の授業への出席依頼があった」と講演開催を発表。法学部の授業を受講する学生約500人(対面約300人、オンライン視聴約200人)に対し、県政の主要政策について説明する予定だった。
だが、発表後にSNS上では「多くの問題を抱えている斎藤氏を呼ぶのはどうか」といった批判が続出。法学部長の伊勢田道仁教授はX(旧ツイッター)で、キャンパス周辺で抗議デモが起きることを懸念し、「当学部が機関決定した事実はありません」「知事のパフォーマンスに利用されている気持ちがして不愉快」と発信していた。
事態を受け、大学は、別の会場で行う斎藤氏の講演をオンライン配信で学生に視聴してもらい、報道陣非公開とする方針に変更すると県に伝えた。大学広報部は「学生が安心して勉強できる環境確保のための対応」としている。
