来日中のダライ・ラマ14世が2日、愛媛県新居浜市の萩生寺を訪れ、チベット式仏塔「チョルテン」の開眼供養を行った。萩生寺の斎藤友厳住職によると、日本では初めてのチベット式仏塔だという。 市民や信徒ら約130人が参加。ダライ・ラマがチベット語で般若心経を唱え、仏塔に魂を込めた。 チョルテンは高さ約3・5メートル、重さ約10トン。仏教の聖地の一つとされるインドのサルナートで掘り出された石を、コルカタの彫刻師が加工した。 斎藤住職によると、今回建立したチョルテンは勝利を意味する仏塔。記者会見したダライ・ラマは「長寿にも利益がある。他宗教との交流を深めるのに役立てばうれしい」と話した。 2009/11/02 16:37 【共同通信】 ホーム 共同ニュース貼り付け元 <http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110201000506.html>