パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ノルブリンカの 仏像 「十一面千手千眼観音菩薩立像」について

本年3月から行われた 九州国立博物館 の「至宝展」サイトで見つけた ノルブリンカの 仏像 「十一面千手千眼観音菩薩立像」に関する 主催者側の HP情報

<ノルブリンカで起きたこと>
1959 年3 月、ダライ・ラマ14 世(当時23 歳)はノルブリンカで政務を執っていたところ、中国人民解放軍から観劇の誘いを受けた。その劇は中国軍の陣地内で行われ、ダライ・ラマ14 世は護衛をつけずに一人で見に来るように要求された。ダライ・ラマが拉致されることを予感したチベット民衆たちは、1959 年3 月10 日にノルブリンカを取り囲み、中国軍に抵抗した(チベット民族蜂起)。民衆の数は数万人にのぼり、武力衝突を避けるためにダライ・ラマは暗闇に紛れノルブリンカから脱出、騎馬と徒歩でインドに亡命した。ダライ・ラマの亡命に気付かなかった中国軍はチベット民衆に発砲、およそ12000 人を虐殺、僧侶の遺体の中からダライ・ラマを探したが見つけられなかった(死者数は「チベット政治史」WD シャカッパ著、より引用)。
これにより、チベット中央政府は消滅し、後にインドでチベット亡命政府が発足した。

聖地チベット展アンケート(5月31日現在)の「印象に残った作品」で
ダントツ1位を誇る

「十一面千手千眼観音菩薩立像」

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仏像そのものの美しさもさることながら、 やはり、この手の数はかなりのインパクトがあるようです。 お客様からも 「本当に手が1000本あるんですか?」 という質問がよく寄せられています。 そんなに気になるなら・・・ ということで、特別に許可を得て数えてみました。 休館日の展示室。 黙々と手の数を数えるスタッフ。
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↑横からみたところ。17列あります。 右手 1列目・・・16本    2列目・・・25本     ・     ・     ・    17列目・・・22本 左手・・・・・ 数えること1時間半。 結果は・・・なんと!998本でした。 1000本ない!
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どこを探してもあと2本見つかりませんでした。 もしかすると、千手観音の前でお参りしている人の 2本の手を合わせて1000本になる、 ということで、わざと998本になっているのかしれませんね。 ちなみに、1本1本の手には目 がついています! 聖地チベット展も残すところあと10日。 会場でじっくりご覧ください。 貼り付け元 <http://kyuhaku.jugem.jp/?page=2&cid=14>

本来国宝級の仏像に,現場でこのように「人間の息がかかるような状況で」専門家が仏像の形状を確認するのであろうか? 少なくとも手袋はしているが、白衣など全く装着されていない。通常は個別の美術品に関しては、輸送前に撮影を行い、損害に対しての保険確認をするはずであろうから、本来ならその撮影写真上にて数量を確認するのが、文化財の取り扱いと思われる。この不十分な文化財の扱いはいかなるものであろうか? この写真の女性が日本人でない事をのぞみます。 手の先に目がついているならばノルブリンカで、法王を守るために死んでいった1万2千人のチベットの精霊が、その目を使って我々の心を読んでいるかもしれない