パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

No.44 上野チベット至宝展抗議 1/11最終回

ついに最後の日が来ました。開始から44回目,「至宝展」最終日です。残念ながら 太陽の見えない寒い朝になってしまいました。昨日ほどの入場者の動きがなく、果たして昨日のような入場者になるのかと思いながらの開始となりました

本日のために底をついた チラシを 昨晩400部 本日計2500部 用意しました。こんな大量のチラシを
一日で配布するようなことが果たして可能か??????
本来チラシは取ってもらうというのが 上野の掟! それを覆しての配布が・・・・・・・・・

入り口に立って、チケット売り場への誘導と、チケットを持った方の入り口の誘導を 勝手にやって
おりました。 「このチラシを読みながら、お願いします」と 手渡されて 返す方も降りませぬ。
どんどん チラシが吐けて行きました。
そこへ 美術館の水野館長が 通りかかり
一般の人が食いつくように見られている 色々な プラカードや説明書の類に対して、それの製作と
一般人への 説明や 会話を行ってきた「草の根」支援者に対しての「労」をねぎらうお話がありました。
水野館長との対話は 以前このブログにも載せさせていただきましたが、あの時とぶれないお話を
いただきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshi2_99/23618255.html

その次来られたのは上野公園の係長でした。 たまたまビラを入場者に渡しているところで、バツが悪いと言うか、「ちょっぴり 怒られるのか???」でしたが、「タダ、何事もおきないように」とのお話。
係長は休み中であるが、最終日の今日が心配で来られたようだ。
係長としては 昨日まで問題なく4ケ月 経過してので 後の時間も「何事も無く!!」とのこと。
一時は入り口で20-30分の待ちが出来たようですが、我々草の根支援者が夕方の「仏様を送るご供養のための入室」時には まったく「待ちの行列」は解消しておりました。
美術館に入室し、供養場所を見つけるべく移動後、喫茶室で「FREE Tibet T-シャツ」を見せびらかしせてお茶を飲んでいたところ、階段の上で 「言い争う声が聞こえ」 そして 間を言わせず 「制服交番警官」のご登場になったようです。 
私と同じように 「フリーチベット」のプラスチックの看板を背負って入館した草の根支援者が 看板の『ぶらぶら』を指摘され、それを十分に守らないと言う事で 押し問答のすえ排除され その確認に警官が呼ばれたとの事。【ここまでが 大広の説明】

結論としては 警察官確認のもとIさんは館外に排除されましたが、実際におきた事は まったく逆で、
今度はそれを目撃、現認していた一般の入館者さん達が 大広の事務局ないし、事務局長に
猛烈な抗議をしていただきました。

現実は こういうことのようです。
草の根支援者のIさんが「看板」を背負って入った後、何回か注意されたあと、2階でお年の方とお話していたら、周りを 大広の 「総会屋対策私服ガードマン」に周りを囲まれ、その次の瞬間 そのガードマンの一人が「一人芝居で倒れ」それを合図に 数人の「総会屋対策私服ガードマン」が2階よりI氏を
引き摺り下ろし、それを見た多数の入館者が 大広側の暴力を非難し、その声を聞いた「「総会屋対策私服ガードマン」が「警官を呼べ!!!!」で 警官が呼ばれたようです。

その呼ばれた警官と一緒に階段を上って もみくちゃにされたI氏に対しては 私が到着した折も一般のかたから、「I氏が何をやったんだ? 美術館は何を考えているんだ?」という罵声が飛んでおりました。 あまりにも早い警察の到着は 前もって話があったのかもしれませんね。
このあと「I氏は会議室に連れ込まれ、警官、大広だけの話で」無事何事も無く 美術館外に出る事が出来ましたが、逆にI氏のほうから 「美術館外まで、警官により守って欲しいとの話があり、付き添って
館外へ出るとの説明が 事務長からあり、この場は収まりました。

しかしながら 収まらないのはこの最終日の残り時間を無駄にされた一般の入館者の方々でした。
最初は十数人おられたみたいですが、時間も無く 残って抗議をしていただいた方が2名おられて
①大広の「総会屋対策私服ガードマン」の行動の疑惑
②それに対する 大広 事務長の説明および その対処への疑問と不満
③「総会屋対策私服ガードマン」の態度が いかにも 中国のやり方と一致する事への抗議
④美術館内での 対応のまずさおよび 一般の人の気持ちを踏みにじった事への対応
を 非常な熱意で抗議をされていました。
ここで残念なのは 待ち構えていた「総会屋対策私服ガードマン」に格好の餌を与えてしまった事です。
最終日なので 「何もないだろう」と たかをくくっていた我々と 「何かがあれば・・・大きくして」
と言う大広側の正反対のかんがえでした。 
しかしながら「総会屋対策私服ガードマン」が取った対応はこの後 

ー美術館運営に、中国公安が関係していないのか? 
ー総会屋対策私服ガードマンが 逆に大広を突き上げているのか?

美術展組織内部の問題だけではなく、日中の関係にまで問題が生ずる事を大広、主催者はよく考えておく必要があると思います。

こういうことで ゆっくり美術館内で「仏様」を見送る事は出来ませんでしたが、
すでに 閉館しガランとした館内で 「ノルブリンカの 11面千手観音像」にたいして
<陀羅尼> 
オン・ダラダラ・ジリジリ・ドロドロ・イチバチ・シャレイ・シャレイハラシャレイ・ハラシャレイ・クソメイ・クソマバレイ・イリミリ・シリシチ・ジャラマハナヤ・ハラマシュダ・サタバ・マカキャロニキャ・ソワカ
を10編唱えさせていただき 私の「送る言葉」とさせていただきました。

その後 草の根の仲間とゴッタガヤしている中国人売り場を横目に、館外に出て、
日通の トラックで送られる 「仏様」たちを
オンマニペメホン x 10回、
フリーチベット、フリーウイグル、フリーモンゴル、フリーチャイナで 44回の我々の抗議は
終了しました。 次回大阪での抗議に期待するところです。

本日のカンパ ¥13,500 があり印刷代金に回させていただきます。

イメージ 1

撮影:野尻峰広氏 
イメージ 2

撮影:野尻峰広氏 
イメージ 3

撮影:野尻峰広氏